オーガルンパバンギホウオウ

   

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4
カイオーガ 拘り眼鏡 潮吹き ハイドロポンプ 冷凍ビーム
ルンパッパ オボンの実 ハイドロポンプ 草結び 凍える風 猫だまし
バンギラス ヨプの実 岩雪崩 噛み砕く 地震 守る
ホウオウ 食べ残し 聖なる炎 ブレイブバード 自己再生 守る


4月末から5月中盤にかけて使っていたオーガルンパ。
それまで使っていたオーガルンパパルグロスは、パルキア自身の後出し性能の低さと
そこそこ高い素早さと広い攻撃範囲によって終盤まで残しておく事になる=他の3体で立ち回るようにしていましたが
今回は後発の2体とも合わせて相性補完を狙ってみようというやや受動的な趣向で組んでみました。
先発2体については相変わらず攻撃的で、普段使っている物と何ら変わりはないかなと。


オーガルンパにおけるルンパの立ち位置が非常に重要なのは重々承知しているものの、
このパーティに関してはルンパを雨状態で動かすために先発2体の場持ちが求められてしまい
その面において立ち回りがやや息苦しいものになってしまう点で扱いにくかったです。
完全に前後の性質が異なるものになっており、だいぶクセの強い4体が並んでいる印象があるので
立ち回りも含めてだいぶ難しいものを作ってしまった感が残りました。
結局自分は立ち回りが非常に受動的になり、オフで使用したところ勝率は非常に悪かったですw
東西交流オフと公式厨でしか回してなかったけど、2つ合わせたら負け越しだと思う。
(東西交流オフの時はカイオーガの持ち物は拘りスカーフ。)


以下個別解説。

個別解説


カイオーガ 実数値:201-**-111-209-163-126
潮吹き/ハイドロポンプ/雷/冷凍ビーム@拘り眼鏡
・222ディアルガの眼鏡時の咆哮を0.99〜1.00の乱数以外確定耐え
・206ミュウツーの眼鏡雷or草結びを最高乱数以外確定耐え
・206ミュウツーの珠雷or草結び+砂霰ダメ×2を最高乱数以外確定耐え
・156ルンパッパの珠草結びを確定耐え
・222グラードンの75%地震を最高乱数×2以外確定耐え
・176-161カイオーガを雷で確定
・174-184ドータクンハイドロポンプで0.99〜1.00の乱数以外確定
・残り素早さ無補正最速ルンパッパ周辺+α


最近回しているオーガルンパでずっと使用している型。
「確定なんちゃら」が多くて俺っぽくないけど、要は眼鏡時の咆哮を耐えて特攻の実数値をケチって残り素早さ。
素早さを大幅に削る代わりに耐久面を強化しているので初手でほぼ確実に行動回数を確保出来ます。
また亜空切断等の当倍特殊技の被ダメがかなり抑えられる為、ダメージの蓄積の負担が減る事で
終盤で死に出しから再度殴りに行けるので、中盤以降の立ち回りのプランを考えて回しやすいです。


初手はほぼ必ず潮吹き。
隣のルンパの猫だましと合わせて確実にダメージを入れるのが大事で、
ディアルガギラティナに関しては被ダメから相手の耐久の水準が分かる為非常に重要な作業です。
まあすっげー基本的な事ですよね。カイオーガは特に普通w


余談ですが、この型を作った同時期に所謂「サブローパ」や拘り眼鏡のカイオーガが増え出したので
そこら辺を意識してないはずなのに気付いたら調整元としてピンポで対策出来てて笑いました。


ルンパッパ 実数値:172-**-90-126-120-134
ハイドロポンプ/草結び/凍える風/猫だまし@オボンの実
・雨ポンプで無振りゲンガーを最低乱数近辺以外確定
・最速、残りHPでちょうど16n未満を満たして且つ4n


横のカイオーガに守るが無いので、最低限先発でスカーフゲンガーを引いて爆発で一層されないように
最速にしたルンパで確定調整を施してます。だってゲンガー大嫌いなんだもん。
耐久面は特に計算してないけど確か流星群を乱数で耐えるとかそんなカンジだったのかな。忘れたw


他、草結びと猫だましは確定で残りの枠には凍える風を入れました。
普段は宿木で使ってるけど、宿木を植える対象が自身が打点を持てないディアルガギラティナが主で
今回は後ろにバンギがいてある程度の打点は既に確保されている為宿木は切りました。
また、オーガを温存する都合で非雨の状況下で動かざるを得なくなるので、
オーガ→バンギ、ルンパこご風でルンパ周辺の素早さ関係を極力逆転させないようにしました。
こうする事で非雨状態でもパルキアミュウツーを縛った状況をキープできたり、
また全体が中速で且つ中途半端な決定力で固められたパーティなので風は非常に相性が良かったです。


しかし、オーガルンパにおけるルンパは場持ちが重要だと個人的には考えているので
臆病で使う事に矛盾が生じるのかもしれない。だけどゲンガーうざいし風と相性いいからいいよね(


バンギラス 実数値:207-176-133-**-132-94
岩雪崩/噛み砕く/地震/守る@ヨプの実
・173ドクロのけたぐりを最高乱数以外確定耐え
・182グロスアームハンマー+バレットを確定耐え
・202パルキアの亜空切断を最高乱数×3以外確定耐え
地震+155ホウオウの聖なる炎で187-151グロスを聖なる炎の最低乱数以外確定
・無補正最速ヌケニン抜きグロス+1


竜技や雷に対する受け皿、そして霰や晴れを上書きする要因が欲しかったので採用。
先発2体が苦手とするギラティナの処理もほぼバンギが担ってます。
技は特に普通かなと。地震ディアルガやバンギ、グロス等範囲が超広いのでオヌヌメ
バンギを使うとどうしてもグロスと対峙した時に一方的にやられて不利なので、
横のホウオウと合わせてグロスを確実に処理できるように調整しておきました。
実際グロスは眼鏡オーガに任せればおkって思われるかもしれませんが、
グロスの横が大抵オーガより速い+オーガに守るがないのでこご風でワンクッション置く暇が無いという事で
他の手段でもグロスを対処できるようにしておきたかったのですが、この調整は正解でした。
砂補正による実質特殊耐久の高さは伊達じゃなかったですね。亜空切断で全然減らないバンギ超優秀w


オーガルンパとバンギを共存させる狙いは面白い試みだと思ったったけど、割と実用性はあるのかも。
ルンパの横に出す立ち回りが多かったので、こご風との相性も抜群。
攻撃範囲の広さも相まって刺さる場面は多かったように思います。


ホウオウ 実数値:201-155-111-**-220-124
聖なる炎/ブレイブバード/自己再生/守る@食べ残し
・202オーガの雨潮吹きを最高乱数以外確定耐え
・222グラードンの岩雪崩を最高乱数以外確定耐え
・187-151グロスを176バンギの地震+聖なる炎で聖なる炎の最低乱数以外確定
・無補正最速ルンパ+2


ルンパッパとホウオウが共存しているのはよくある話ですが、カイオーガと共存した事例は非常に少ないと思います。
オーガによく飛んでくるであろう攻撃は雷以外はほぼホウオウで後出しが利く位に相性が補完されており、(雷はバンギでOK)
後出しからアドバンテージを取りに行ける上に横にいるルンパッパとも横の相性が良いので
対戦で回していてなかなかに面白い動きをしてくれました。
主にオーガとルンパに飛んでくる草結びや流星群、けたぐり、吹雪に対して出していく事になります。


当初は慎重と陽気の2体を用意してそれぞれの使用感を試しつつ回していこうと思っていましたが、
先程も書いたように後ろから投げる形になる立ち回りが非常に多かったので、
耐久をかなり厚めにしておいた方が横にいるルンパッパとの兼ね合いで行動回数を確保出来ていました。
特に、ルンパの素早さとホウオウの耐久で相手のパルキアに対して2体で潰しにかかれるという点が非常に大きかったです。
まあこっちにハイポン飛んできたら落ちるんだけども。
結局相手にこご風を当ててから立ち回る事が多かったので素早さについては特に不便に思う事はありませんでした。
強いて言えばスカーフギラティナが異常にめんどくさかったって事ぐらい。


技はもうこれ以外特に必要な技も無いかなと。案外身代わり置いてる暇がない。
回復手段が羽休めじゃなくて自己再生なのは、横にバンギがいる時に巻き込み地震をするのを未然に防ぐ為に他なりません(
こご風を当ててからの羽休めで雷を等倍で受けたり、雪崩の被ダメを抑えたり出来る意味で羽休めの方が優秀なのは分かってるんだけどなあ。
技マシンをケチったなんて絶対言えない。




4体中どれか1体が落ちた瞬間にパーティのバランスが崩れやすいので、
常に4体残す事を意識しつつ相手の手持ちを見ながら誰を切るべきかといった取捨選択の判断が難しいです。
また、後発2体がカイオーガ耐性無+先発2体の雷耐性が微妙なので、オーガルンパでありながら相手のカイオーガが非常に苦手。
今までは相手のオーガルンパを引いた時はルンパを優先して落とす事を意識していましたが、
今回は相手のオーガを優先的に落とす必要がある→ルンパを野放しにする事になり、
相手側のルンパが残っている限りこちらはオーガを後ろから出せなくなるので、そこら辺で立ち回りに影響が出やすい構築だったかなと。


オーガルンパにおけるルンパの立ち位置が非常に重要なはずなのに、これに関してはその考えに矛盾が生じています。
ルンパを早期に失ったら負けに等しいものの、ルンパによるサポートが必要不可欠=ルンパを居座らせざるを得ないので
もっと考えを煮詰めておきたかったかも。
煮詰める程の頭が無いんだけどね。


構築段階で色々思考錯誤してる時が一番楽しかったかも。ルンパ以外の配分も考えてて楽しかったし。
脳内妄想だと夢は無限大に広がりまくりんぐなんだけどなあw


まあ何と言いますか、自分には立ち回りで柔軟に対応するよりも
完全に作業パターンを決めた上で段階を踏んで回していく方が肌に合っているみたいです。
オーガルンパパルグロスで残した成績が自分の割には凄く良かったのはそこにあるのかもしれません。
そういった自分の性質を認識・理解するのに非常によい機会を持てたと思います。
でも後発パルグロスって頭ん中で回してると無理な相手多過ぎて涙ちょちょぎれる。