雑感1

ちょろっと気になったポケモンを取り上げて的外れなコメントを残していく枠。
いずれも想定ルールはシングル6→3です。
.

第1世代


ニドキング(HP81-攻撃92-防御77-特攻85-特防75-素早さ85)

新特性の「ちからずく」によって主に特殊方面の火力が大幅に強化された(≒安定した)。
その火力は、控えめ全振りの10万ボルトでHP振りのスイクンを確定2発で倒せるレベル。
敵となるラティアス辺りも冷凍ビーム+不意打ちで倒せるようになったので仮想敵にすると割と脅威となる。


技のデパート」と呼ばれるだけの技スペックは非常に高く、
大地の力/ヘドロウェーブ/火炎放射/10万ボルト/冷凍ビーム/気合玉/不意打ち等があるので範囲が非常に広い。
珠や帯も強そうだけど、襷CS252振りが一番シンプルに強くて扱いやすそう。
物理より特殊の方が特性の恩恵を受けやすいので中の人は特殊ニドキングが割と好みです。




パルシェン(HP50-攻撃95-防御180-特攻85-特防45-素早さ70)

「からをやぶる」の習得と気合の襷や頑丈の仕様変更によって一気に救済。(≒ここまでしないと救済されない)
ハイドロポンプの習得や、つららばりとロックブラストが襷系の効果を貫通するようになったのも追い風。
生半可なパーティで相手にするとアッサリ3タテされて非常にやるせない気持ちになります。
経験者は語る。


襷を持ってAS特化も強いし、HPに振るだけで色々な攻撃を耐えられるので調整振りに王者の印を持たせても強い。
王者の印とスキルリンクの相性は抜群なんだけど、自分では決して使いたくない類のポケモン




ゲンガー(HP60-攻撃65-防御60-特攻130-特防75-素早さ110)

格闘タイプの大幅な増加、108族の格闘が追加された(というかテラキオン)事に伴い相対的に強い位置にある。
格闘に耐性を持つゴーストタイプと110の素早さを兼ね備えているのが強くて便利。
シャドーボール/気合玉/道連れ/催眠術/挑発/鬼火/痛み分け等、未だに便利な技も揃っている。


火力はやや不足がちだけど、耐性による後出しからの素早さで上から畳み込む戦法が単純に強いので
素早さも相まってどのパーティに組み込んでも馴染みやすいはず。




ラッキー(HP250-攻撃5-防御5-特攻35-特防105-素早さ50)

進化の輝石による鬼耐久、自然回復による状態異常耐性、小さくなるの強化で対処が面倒なポケモン
ただ、小さくなるで避ける戦法の場合お互いに決定力が無いが為に結局は生産性が全く無い時間の勝負になるので
あくまで荒らし程度にしかならないと考えてます。地球投げがあればまた違うのかもしれないけど。
まあテラキオンフルボッコにされるといいよ^^




ギャラドス(HP95-攻撃125-防御79-特攻60-特防100-素早さ81)

ナットレイブルンゲルが追加された事で、ここにきてウェポンの威力不足を顕著に見せつけられた印象。
挑発+竜の舞+2ウェポンが主流になりそうではあるもののやはり火力不足が否めない。
仮想敵に回すと相変わらず邪魔ではあるが、使う側に立つと相手を押しきれず逆に押し負けかねないのが気になる。


威嚇や耐性は便利ではあるものの以前より扱いが難しくなったか。




カビゴン(HP160-攻撃110-防御65-特攻65-特防110-素早さ30)

第4世代ではバンギラスロトムによって淘汰されたものの、
格闘タイプが大幅に追加された事によるバンギラスの相対的な弱体化、ロトムのタイプ変更によって
以前よりは一応マシになったのではないかと。ただ、カビゴン自身がその格闘タイプに一方的に弱いのが難点。


ライコウスイクンが増えたら活躍の余地が出てくるのかも。
今回パーティ内で格闘弱点が被りやすくなる傾向があるものの上手く構築すれば化けるスペックはあるはず。
強いのかどうかって聞かれたら返答に困るけど、ライコウを使ってる側からしたら出てこられると困る。
ひっそり注目してます。




サンダー(HP90-攻撃90-防御85-特攻125-特防90-素早さ100)

相変わらず便利な電気枠。
他の電気タイプと違って熱風によりナットレイで詰まない点、再生回復がある点で痒い所に手が届きそうではある。


しかし、技スペースがだいぶ困窮気味。
10万ボルト/熱風/めざめるパワー氷/羽休め/身代わり/毒々/電磁波など欲しい技が多く
技構成によっては相手のガブリアスに無防備になったり眼鏡ラティオスの攻めの起点にされたりしてしまうので
従来のような思考停止で組み込めるポケモンとはまた訳が違う。
また今作ではテラキオンという強敵が増えたので、サンダーが変に足枷にならないように注意。
10万ボルト/熱風+毒々/めざめるパワー氷+電磁波/羽休め@食べ残し/ラムの実etc.の構成が安定策?



第2世代


ヘラクロス(HP80-攻撃125-防御75-特攻45-特防95-素早さ85)

その決定力が未だ健在。今まで敵だったロトムメガホーンインファイトがもろに入るようになった。
現在対戦で多く見られるポケモンに格闘弱点が多く、ヘラクロス以下の素早さのポケモンも多いので
スカーフのみならず鉢巻型も依然強くて受けづらいポケモンの筆頭に上がるのではないかと。
寝言の仕様変更で、今回は寝言を連発できるようになったのも追い風。


拘り型の場合はブルンゲルが天敵として立ちはだかるので、そこをどう対処するかが腕の見せ所。




ポリゴン2(HP85-攻撃80-防御90-特攻105-特防95-素早さ60)

今作で便利な特性が増えた(呪われボディ、鉄のトゲ、頑丈etc.)事に伴うトレースの相対的な強化に留まらず、
進化の輝石による耐久の強化で突破が難しいポケモンの筆頭になった。
攻撃技も広範囲+トライアタックがあるので更に対処が難しい。


その代わり威力そのものは貧弱なので、身代わり瞑想ライコウ等の起点にされて3タテされるような事態は避けたい。
また、変に鬼火や毒を喰らって流星群や逆鱗を止められなくなるなんて事にならないよう立ち回り面でも注意。
その点では出すべき相手・組ませる仲間が重要になってくるので意外に構築力が要求されるのかも。
前作で言う所の電磁波羽休めサンダーに似通った部分がある。




ハピナス(HP255-攻撃10-防御10-特攻75-特防135-素早さ55)

格闘タイプが大量に増えた事で格闘弱点が浮き彫りになるかと思いきや、
ハピの控えに置ける格闘に耐性を持つポケモンに刺さるバンギラスを格闘タイプが抑えてくれる事により、
ラティアスやゲンガー、ブルンゲル等の選択肢が一気に増えた事で以前より構築がしやすくなった。
更に第4世代後期のパワーゲームと比較すると攻めの速度が一気に低速化しているので、
状態異常に耐性を持ちつつ取り巻きと合わせて決定力を確保できるハピナスの価値は再び上昇している。


ハピナスも身代わり瞑想ライコウの起点にされかねないが、こちらは地球投げがあるので一方的に押される事は無いはず。
無理なく構築に組み込めて且つナットレイブルンゲルに対して自然な打点を持てる点も評価したい。




ライコウ(HP90-攻撃85-防御75-特攻115-特防100-素早さ115)

ゲンガーの項目で述べた通り、110族の素早さの需要が相対的に上昇しているので
ラティオスラティアス、ゲンガー、ボルトロス等に対して上から強気に動けるライコウが弱いはずがない。
また、対処が面倒なゾロアークを安定して処理できる数少ないポケモン


ポリゴン2の項目でも触れたように瞑想身代わりの起点にできる相手が増えたのと、
ライコウの敵であるメタグロスバンギラスナットレイ等を対処できるポケモンが白黒で追加された事で
個人の構築力が問われるものの、ライコウ自身の強さは未だに健在だと思います。
みがまも残飯や身代わり瞑想、毒々守るなどパーティに合わせて技を選べるのも強い。


パーティ紹介の記事で色々書いたのでここでライコウについて書くべき点が特にないw




バンギラス(HP100-攻撃134-防御110-特攻95-特防100-素早さ61)

格闘タイプの大幅増加でバンギラスを採用する理由が無いんじゃないかって位に地位が一気に下がった。
スカーフ型は相変わらず便利だろうし追い討ち解禁やジュエルアイテムが追加された事で
拘り以外のアイテムで幅広く打点を持つ事は恐らく可能だとは思いますが、構築段階で格闘弱点の一因になるのが気になる。
ラティやゲンガー等、バンギラスが刺さるポケモンは未だに多いものの、それが直接的な採用理由にはならない。


砂起こし用に使うならバンギラスよりカバルドンの方が安定する気はしたものの、
こっちはこっちで相手のラティやサザンドラブルンゲルを呼び寄せたり等の難点があるので
砂パは強いと思うけど構築の段階で敵が多いので構築が凄く難しくなりそう。
いずれはドリュウズガブリアス入りの砂パによるパワーゲームが横行しそうな気はするけど。


逆に見せ合いの段階で格闘タイプを呼び寄せるのを利用して、見せポケとしてパーティに入れてみたい気もする。

                                                                                                                                                                                                        • -


疲れたのでここら辺で。
第3世代以降のポケモンについては後日触れるかもしれないし触れないかもしれない。


あくまで自分用のメモ書き程度でしかないので、端から見たら明らかにおかしい事も書いてるとは思いますが
そこら辺については笑って見逃してやって下さい。
中の人の心は殻を破った後のパルシェンの特防並にもろいです。