雑感3

だいぶ間が空いてしまいましたが引き続きコメントを残す枠。
今回はシンオウ地方ポケモンを取り上げます。
想定ルールは毎度のごとくシングル6→3。
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第4世代


ムクホーク(HP85-攻撃120-防御70-特攻50-特防50-素早さ100)

新特性の捨て身による火力の上昇、そして新技いのちがけの習得でスカーフ持ちの対処が難しくなった。
メタグロスがいればそこまで苦労しないのかもしれないけど、インファイトでゴッソリ削れて流星群が受けられなくなるのも考え物。


こういう分かりやすく強そうなのは自分で使ってみたいので、どなたか♀すてみムクバード下さい(




ガブリアス(HP108-攻撃130-防御95-特攻80-特防85-素早さ102)

今までと違って逆鱗が撃ちづらくなり、相手の6体によっては常に地震と逆鱗の2択を迫られるようになった。
犯人はナットレイラティオスラティアス


今の感覚だとガブリアスを採用する理由が見当たらない。いたらいたで強い事には強いんですが。
逆鱗が撃ちづらくなった張本人であるナットレイを意識して炎技を仕込みたくなりますが、
そもそも大文字では2発かかる上に命中が不安定で更に襷が腐りがち。
炎の牙では鉄のトゲでダメージを負ってナットレイの後ろにいるテラキオンやラティに縛られてしまう。
かと言ってスカーフを巻くとテラキオンやラティを縛り返す場面は作れるものの、
ナットレイに対して隙を見せがちで結果的にガブリアスが足枷になりかねない。


パっと浮かんだ短所を書き連ねてみましたが、かと言ってガブリアスの対策を疎かにするのは間違い。
ガブリアスより速いポケモンを入れておけば黙るものの、襷ガブリにタイマンで勝てるわけではないので
逆に言えばこちらもガブリアスに対して後出しが利く訳ではない。ラティやテラキオンがいい例。
自分のナットレイと相手ガブリアスが対峙して、こっちがチマチマ宿木等をしている間に剣舞を積まれ
そのままナットレイを突破されて相手の眼鏡流星群が止まらなくなるケースも十分にあるので注意すべき。


ただ、こちらがナットレイラティアスを選出していたとしたら相手のガブリアスに対しては
地震・炎の牙・逆鱗の3択をその場で迫っている事になるのでナットレイ側が若干有利か。


バンギラスと組んで「避けられたー」なんて事も普通にあるので、今まで通りガブリアスには注意しましょう。




ユキノオー(HP90-攻撃92-防御75-特攻92-特防85-素早さ60)

宿木の種が無効、ナットレイブルンゲル(+ラティ、ライコウ等)に打点があり
メタグロスの減少(これは断言できない。)もあって刺さるのではないかと。
襷によるタイマン性能の高さは従来通り。ナットレイはジャイロボールが怖いから何とも言えない所。


霰による崩しが単純に強いし、鋼枠にナットレイを採用していると忘れた頃にユキノオーで苦労しがちかも。
素早さで上から対処しておけば案外どうとでもなるかもしれませんが。


相性だけで考えるとブルンゲルと組むのが凄く強い気がするけど、
霰がブルンゲルに対しての枷になるのが難しい。かと言って残飯を持たせると耐久が不足しがち。
もしユキノオーブルンゲルを組ませるなら

こんな構成になるのかな。ユキノオーの選択肢が多くて考える気が無いのが表れてるねw


ちなみにトドゼルガと組ませる無限トド戦法は未だ強いと思います。
が、トドゼルガの項目でも書いた通りパルシェンの対処が面倒なので自分で好んで使う事は無いですね。


ユキノオー+スカーフ氷ロトムも強いと思いますが、肝心なロトムがスカーフドラゴンより遅くて
交代するにも流星群と大文字の両方を警戒しなければならないのが嫌w
ユキノオー絡みは掘り下げる余地が大いにありそうなのでどなたか考察して下さい。




モジャンボ(HP100-攻撃100-防御125-特攻110-特防50-素早さ50)
新特性の再生力習得とギガドレインの威力上昇によって対物理性能が強化された。
テラキオンメタグロスに対して強気に動ける草タイプはアイデンティティですね。
耐性面と対特殊ドラゴン性能以外はナットレイに近い物があります。


テラキオンに強いのがポイントで、剣舞ジュエルストーンエッジを耐えられる程の耐久があり
更にナットレイと違ってギガドレインを無理なく採用出来るので建て直しが利く。
また眠り粉や痺れ粉も選択肢に入ってくるので、テラキオン側に圧力をかける事が出来ます。
…と書くと強そうですが、後ろのラティ等に対して抗う手段が75%依存なので
下手したらめざ炎ラティに壊滅させられる事も普通にあり得ます。
めざ炎ラティ自体が個人的には無いんだけどそれはまた別のお話。


流星群に対する逃げ道を確保せざるを得ず、そうすると炎弱点が被って対ドラゴンが重くなるので
パーティに入れるならマンダ(ラティ)を見た時点でモジャンボを選択肢から消せるように組みたい所。
モジャンボ自身は面白い性能を持っているので、暇な時にでも構築なり考えてみたいと思います。




ロトム(HP50-攻撃65-防御107-特攻105-特防107-素早さ86)

ヘラクロスが再び猛威を振るうようになった最大の原因と行っても過言ではなさそう。


今まで不一致だった固有技がタイプ一致になった事による火力上昇と引き換えに、
ゴーストタイプが消えた事でゴースト+浮遊の優秀な耐性が若干ながら控えめになった。
フォルムチェンジのタイプが変更になった事でそれぞれ特有の持ち味が出たのは面白いけれど、
どのフォルムも共通して拘りドラゴンに対して穴になりがちなのは旧作からずっと変わりませんね。


>ヒートフォルム
タイプ一致になった炎技がオーバーヒートしか無いのが惜しい。
電気・氷・炎に耐性を持つ代わりに、格闘等倍+岩弱点になった事でテラキオンに大きな隙を見せがち。
鬼火や火炎球トリック等抗う手段はあるとはいえ、基本的に対テラキオンが辛い。


流星群と対テラキオンを考えるとメタグロスを後ろに置くとそこそこ相性補完が見込める。
その場合、対水をロトムに一任するのは危険なので電気をもう1枚入れたい。


>ウォッシュフォルム
自身の相性補完・攻撃範囲だけ見れば最も優秀なタイプ構成。
特別ここが強い!ってポイントは無いけど汎用性があるフォルム。
しかし唯一の弱点である草が痛く、相手のナットレイの行動の起点にされやすいのは難しい。
トリックは基本的に交代際でしか決まらないのでナットレイに直接抗える手段ではない。


第2のメインウエポンであるハイドロポンプの命中率が不安定で、攻撃範囲も10万ボルトと被っているので
浮遊のお陰で地面タイプが出しづらいのも含めて選択肢止まりな印象がありますね。
テラキオンの弱点を付ける点では優秀だけど、結局8割に依存するしかなくてこちらの分が悪い。
せめて熱湯でも覚えれば使いやすさが変わったかもしれませんが。


ウォッシュロトムはあくまで5〜6体目に入る程度のポケモンって認識です。


>カットフォルム
宿木の種を無効化する電気タイプ。
宿木や催眠の代わりに鬼火を撃てるモジャンボとして考えると分かりやすいかも。
流星群を受けるためのグロスを後ろに置きたいけど炎弱点が被って対ドラゴンが非常に厳しい。


攻撃範囲は優秀で威力・命中率ともに許容範囲内ではあるので敢えて攻撃面に特化した構成にするのもアリ。
その火力は、控えめ特化のリーフストーム@拘り眼鏡で201-106ガブリアスが確定圏内に入る程。
ラティアスに対しても4〜5割のダメージが入るので2週目以降の後出しの猶予を与えないのは強み。
構築が難しいって点では根本的に変わらないけどねw


>スピンフォルム
サンダーを使いましょう。


>フロストフォルム
耐久面が疎かになった代わりに攻撃面が特化された印象。
控えめ特化の吹雪で無振りラティアスがぴったり確定1発なので霰状態のスカーフロトムは割と厄介。
自分で使おうとすると炎弱点が怖くてサザンドラやマンダ相手に引かざるを得ないのが若干気になるけどw


あくまで霰前提の話。もし氷ロトムを使うならヘラクロスの対処法はしっかり考えておきたい。

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だんだんしんどくなってきました。笑


考察内容の如何でいかに中の人が何も考えてないかが露呈されますね。
やっぱりこういう考察チックな文章を書くのは苦手だ。