シングルタッグオフ 使用パーティ




※ルール:シングル6→3/催眠制限なし

ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
サザンドラ 控えめ 悪の波動 流星群 大文字 波乗り 命の珠
ローブシン 意地っ張り ドレインパンチ マッハパンチ ビルドアップ しっぺがえし 食べ残し 根性
ボルトロス 臆病 ボルトチェンジ めざめるパワー氷 電磁波 挑発 達人の帯
メタグロス 意地っ張り コメットパンチ バレットパンチ 思念の頭突き アームハンマー 拘り鉢巻
ブルンゲル 図太い 波乗り 鬼火 挑発 自己再生 オボンの実 呪われボディ
ガブリアス 陽気 地震 逆鱗 ストーンエッジ ドラゴンクロー 拘りスカーフ


最近ロトムが調子に乗ってるようなので、タイマンでロトムに有利なサザンから構築してみました。
タ  イ  マ  ン  で有利なので後出し想定はタブー。


ロトムメタグロスの組み合わせを崩せてかつサザンドラに対しての後出しが基本利かないので
サザンドラで相手を削る→後ろのスカーフガブリで受かるやつおるん?^^みたいな
そんな妄想をしながらサザンドラに夢を見てました。
自身より遅い相手に一貫性を持ちやすいので、水ロトム主体の環境において非常に刺さると思いました。
以下、個別解説。

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サザンドラ(控えめ)悪の波動/流星群/大文字/波乗り@命の珠
実数値:169(12)-**-111(4)-194(252)-111(4)-148(236)
・187-126グロスを大文字で0.87以上の乱数で確定
・146サンダーのめざ氷を確定2発耐え(珠ダメ未考慮)
・身代わり搭載時に、146サンダーの10万ボルトを身代わりが最高乱数以外確定耐え


構築の始点。パーティの概要で触れた通り低速の相手を上から叩くためのポケモン
選出時にサザンドラが刺さっているかどうかを見極められるので、
攻めの起点にできる相手が何体か見られたら選出するぐらいの感覚で多分大丈夫だと思います。
ラティオス等と違ってメタグロスで受けられないのがサザンドラアイデンティティ


持ち物は打ち分けの利く命の珠で。
眼鏡の火力も魅力的ですが、サザンドラの強みは悪の波動+流星群による畳み掛けだと考えているため
場に居座りながら流星群を打つタイミングを見計らえる珠を優先しました。
こうする事で幅広い攻撃範囲との噛み合いも良くなるかと思います。


努力値配分はサザンドラ自身の殴れる回数・範囲をより広く確保するために特攻と素早さにほぼ極振り。
速くする事でロトムと対面した際に優位に立てる大きなメリットもあります。
またこの近辺にはシャンデラ・サンダー・ヘラクロスヒードランギャラドス等もいるので
それらを殴る手段を仕込んであるならば尚素早さを上げる事に意義があるかと。


ガブリアスだとかそういう自身より速い相手にはことごとく弱いのはご愛嬌。
そいつらは後ろでわりとどうにでもなるんだけど、ウルガモスを見せられた場合に
選出がサザンドラブルンゲルorガブリアスで固定になってしまうのが辛いって感じる事も。
単体性能は高いんだけど、構築も選出もまだ全く理解が深まっていなかったからか凄く難しかったw

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ローブシン(意地っ張り)ドレインパンチ/マッハパンチ/ビルドアッブ/しっぺ返し@食べ残し
実数値:212(252)-176-116(4)-**-117(252)-65
・HDぶっぱ
・194サザンドラの珠流星群+天候ダメを0.98以下の乱数で確定耐え


格闘を入れる事でサザンドラ+格闘タイプの攻撃面における一貫性と対バンギが厚くなるので採用。
特にローブシンサザンドラが苦手とする格闘タイプに対してのタイマン性能も高めで
また対ドリュウズ性能も他の格闘タイプと比べて優秀だと感じたのでローブシンを選択しました。


サザンドラを兼ねていたので特殊耐久重視に配分。ガブリアスに対しては
対面からビルドレパンで粘ればいいや程度にしか考えてなかったので計算は特にしていません。
実はオフ前日に急遽採用が決まって計算してる時間が無かったってのもあるんですが。
攻撃技も今回は対ブルンゲルを見越してのしっぺがえしにしましたが、
グロスを見られる地震、対ギャラドスを見られるストーンエッジ等も普通に候補として入りますね。
ローブシンが絡む選出について煮詰める事が出来なかったため、選出パターンも併せて見直したい。


元々この枠にはテラキオンが入っていたけど、ブシンに変更する選択は間違っていなかったのかなと。
特に格闘やガブリアスの一貫性を緩和できたという意味で。
相変わらずメタグロスが辛い点は変わらなかったので、サザンブシンの形から構築するならば
機会があれば改めて考えてみたいと思います。
この時点で完成度もクソもないよねw

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ボルトロス(臆病)ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/電磁波/挑発@達人の帯
実数値:179(196)-121-90-153(60)-100-179(252)
・156-130ラティオスをめざ氷で0.85〜0.86の乱数×2以外2発
・191-106ガブリアスをめざ氷で0.87以上の乱数から確定
・187-134メタグロスを10万ボルトで最低乱数×2以外3発
・194サザンドラの流星群を最高乱数以外確定耐え
・200ガブリアスの逆鱗を確定耐え
・182ガブリアスストーンエッジを最高乱数以外確定耐え


サザンドラでは太刀打ちできない対ガブリアス、対ラティオスを擬似的に兼ねると同時に
いたずら心による電磁波でサザンドラを動かしやすくする事を目的に採用。


元々この枠にはサンダーが入っていました。
サンダーとボルトロスの大きな違いはメタグロス性能電磁波を撃つ際の被弾回数ですね。
対ガブリに関してはサンダーで相手すべきポケモンではないので無視。
元々電磁波+サザンドラの相性の良さから組み始めたので、電磁波を撒く枠としてサンダーを採用。
羽休めで延命する事で上手く決まれば選出された3体全てに電磁波を通す事も可能なのがポイント。
またサザンドラグロスを殴れるとはいえグロスへの後出しは安定しないので、
その間サンダーでグロスを痺れさせるor悪の波動圏内まで削るという役割も兼ねています。


しかしサンダーではガブリアスが非常に重いという点加えて相手の瞑想ラティの起点にされ兼ねない点、
そして電磁波を撒く際に流星群を被弾する前提である点を無視できません。
実際ニコ生の突発大会ではサンダーが流星群急所で落ちたのが原因で何度も負けてる


そこで目に留まったのがボルトロス
電磁波を撒く回数・安定感はサンダーに比べて減るものの、攻撃技を被弾する前に撃てるのは魅力的。
またHPの管理さえ出来ていれば対ガブリアス性能が保障されているのも好み。
ボルトロスグロスに弱いものの、サンダーとは違いボルトチェンジからグロスで受ける事が可能。
電磁波を撒く事が採用目的だけど、実際はボルトチェンジを撃ってるのがほとんどかもねw


技についてはとんぼがえりを切って挑発を採用しました。
とんぼを打つ対象としてラティオスが挙げられますが、ラティに対しては電磁波で性能を落としてから
後ろのサザンやグロスで処理できるのでとんぼがえりである必要性を感じませんでした。
挑発は撃てる相手が非常に多く、ラッキーやグライオン、フワライド、キノガッサ、サンダー等
持っていて腐らない技だと思います。ワンチャン相手のボルトロスに撃てるところも面白い。
また仮に砂パの対ガブリアス枠として選出したとして、ドリュウズに挑発を打って身代わり剣舞を封じ
そのまま雪崩で退場→ローブシンに安全に繋ぐ等といった立ち回りが可能な場面も生めますね。


耐久の薄さを嫌って今まで使うことを避けてきましたが、先制で電磁波を撒ける保障があるのと
ガブリアスにワンチャン勝てる電気タイプなのは非常に面白いですね。
ボルトロスミラーこそ不毛ではありますが、スカーフガブリ等の構築面で対応できる範疇かと。
今回の対戦オフを通じて最も惹かれたポケモンであると言っても過言ではないw

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メタグロス(意地っ張り)コメットパンチ/バレットパンチ/思念の頭突き/アームハンマー@拘り鉢巻
実数値:187(252)-188(124)-152(12)-**-125(116)-91(4)
・156-110ラティアスを追い討ちで0.87の乱数から確定
・182ラティオスの眼鏡波乗りを確定2発耐え
・181テラキオンインファイトを0.99〜1.00の乱数×2以外2発耐え


上記の3体では氷技(≒ユキノオー)の一貫性やバンギラスへの打点が貧困なのが気になること、
サザンドラに飛んでくるドラゴン技からの逃げ先、殻を破った状態のパルシェンに全抜きされる危険性、
3体ともにやや重めな対テラキオン等の補完として幅広くカバーできるメタグロスを採用。
採用理由を書き出すとローブシンと丸被り感が全開ですが、対ドリュウズを見た時に
メタグロスよりローブシンの方が選出しやすいので、使い分けの観点から見て共存は出来るはず。


鉢巻グロスを採用した理由として、ボルトロスと組ませた時にメタグロスへの打点が足りなくなるので
持ち物で強引に決定力を確保しようといった目的があります。
ボルトチェンジ+コメットパンチを受けるだけで相手のグロスはこちらの竜技が受からないため、
扱いはやや難しいものの理に適った構成ではあるかと思います。すげー使いづらかったけど(
ラティへの後出しを想定してるなら追い討ちを持たせたかったけどスペースがありませんでした。
まあボルトロスの項目でも触れたように電磁波からのコメットパンチで殴ればいいのでOK。


攻撃面を補完しつつ組み合わせやすいのも相まって選出回数はトップ。
アームハンマーが一貫しやすくグロスへのダメージも程よいのでグロス自身が腐る事は無かったけど…。
やっぱり拘るグロスは何だか使いにくい。というかグロスで技を固定されるのはやっぱりきつい。
鉢巻コメットでモリモリ削る→ボルチェンで削る、みたいな攻め方の立ち回りを
構築段階でしっかり組めていなかったのも恐らく原因ではあると思うけれど。

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ブルンゲル(図太い)波乗り/鬼火/挑発/自己再生@オボンの実
実数値:204(228)-**-132(236)-106(4)-128(20)-83(20)
・181テラキオンの珠ストーンエッジでオボン確定発動
・182ガブリアス地震+逆鱗を最高乱数×2以外2発耐え
・162ラティアスの眼鏡流星群+1/8ダメージを確定耐え
・162ラティアスの眼鏡雷を最高乱数以外確定耐え


格闘・虫が一貫しやすく、不安定な対グロスマンムーを補えて且つ
パルシェンウルガモスの保険になる等の諸々の理由からブルンゲルを採用することにしました。
対雨を考えた時の水の一貫性を消す事もできるし、対砂も自己再生と合わせて粘る事ができるので
穴埋めとしては非常に最適なポジションに入ってきました。


本当はサザンドラと組ませるに辺りソーナンスが元々入っていましたが、
対天候が不安定なのと虫タイプに弱い駒が若干多いという事で採用を見送る事に。
実際ソーナンスサザンドラと組んだ時の相性が非常に良く構築の自由度もわりと高かったものの
ナンスのこなすべき仕事が多すぎて選出が更に難しくなってしまうのが難点でした。
本当はブルンゲルソーナンスの両方を入れたかったんだけどねw


実際にブルンゲルを採用したのは正解でした。
ナンスと違って単体でも戦えてかつ組み合わせを作りやすいので選出しやすかったですね。
やっぱりブルンゲルはまだ現役でした。

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ガブリアス(陽気)地震/逆鱗/ストーンエッジ/ドラゴンクロー@拘りスカーフ
実数値:184(4)-182(252)-115-**-105-169(252)
・AS極振り


現時点でボルトロス以外は低速ポケが集まっている状態で、
ゴウカザル・ラティ・ボルトロステラキオンウルガモスオノノクス等が重いのでスカーフガブリ。
今回は2月に使っていた意地っ張りではなく、ウルガモスオノノクスとも戦える最速で。


最近は耐久調整を施したガブリアスが流行っているみたいですが、
攻撃面と併せて細かく計算している時間が無かったので今回はASぶっぱで使用。
もし今度スカーフガブリを採用することがあれば、バレットパンチ(非拘り)+逆鱗で
耐久を厚くしたボルトロスを落とせる程度の値を確保して残り耐久に回しても良さそう。


サザンドラメタグロスに強く、2枚ドラゴンで選出する事で受けを成立させない事も出来るし、
単純にボルトグロスで削ってからの後処理役としても使えるのでスカーフガブリは汎用性がありますね。
特にパーティ単位で対策を仕込むのが難しいボルトロスに対する一つの回答となり得る所を評価したい。
当然タイマンスタートからだとボルトロスには確実に勝てないんですが、
バレット等で逆鱗圏内に入れてから殴ればいいのでガブリ自身は対ボルトロスとして使えるはず。
またサザンドラのミラーにもガブリアスが強いのも一つの保険となりうるので、場面によっては
グロスで大文字や波動を釣って無理矢理後出ししてから逆鱗で展開する事も。


とにかくパーティに入っていて腐る事はまず無いし、電磁波砂パのガブリに対しても
先制で本体に当てられる可能性があるのでスカーフガブリアスは穴埋めとして採用しやすいですね。

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今回サザンドラ入りの構築を組むにあたり、ノオーサザングロスゴキブルンボルトから考えました。
組み始めた時期がやや遅めだったこと、パーティへの理解を深めるのに時間をあまり費やせなかった事で
立ち回り・選出パターンともに全く煮詰められないまま本番を迎えてしまったのが悔やまれるね。


今回ボロカスに負けたお陰でサザンドラを使う事に諦めがついたw
今後サザンドラを使う機会があっても軸にして組むことは無いと思います。
軸にすると相当バランスが悪くなることを覚悟で考えなければならない。


一つの通過点として、ボルトロスブルンゲルのスペックの高さを再確認できたので
この部分だけでも、今後パーティを考えるに当たって何か活かしていけたらなと。
次にどういったパーティを使いたいかがある程度見えてきたので、次こそは勝ちたい。
成績を全く残せていないブログで構築載せてると、だんだん申し訳なってくるからねw


タッグオフに参加してくださった皆様、並びにスタッフの皆、お疲れ様でした。
主催してくれたトルンと、会場を取る話を持ちかけて下さったしゃわさんには特に感謝の思いです。
BWシングルは神ゲー
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