ニョロトノ+スカーフキングドラ




ルール:レーティング準拠の見せ合いありシングルバトル6→3

ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘りスカーフ すいすい
ラティオス 流星群 竜の波動 トリック 拘り眼鏡
ハッサム とんぼがえり バレットパンチ 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
バシャーモ オーバーヒート 飛び膝蹴り めざめるパワー(氷) 守る 命の珠 加速
カイリュー 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル


(普段のパーティ解説っぽく書いてみた)




↓今回のメイン。
キングドラ(控えめ)竜の波動/波乗り/流星群/ハイドロポンプ@拘りスカーフ
実数値:157(52)-**-117(12)-155(204)-116(4)-135(236)
・187-131ラティオスを流星群で最低乱数以外1発
・156-130ラティオスを竜の波動+波乗りで最低乱数×2以外2発
・156-130ラティオスを竜の波動+113ニョロトノの雨熱湯で波動の最低乱数以外2発
・169-126ウルガモス(1舞)を雨ハイドロポンプで最低乱数以外1発
・155-100ボルトロス/トルネロスを雨ハイドロポンプで確定1発
・205ウルガモスの+1虫のさざめきを最高乱数以外1発耐え
・167トルネロスのジュエルアクロバットを最高乱数以外1発耐え
・172ガブリアスのドラゴンクローを最高乱数以外1発耐え
・183オムスターの+2冷凍ビーム+ステロを最高乱数以外1発耐え
・すいすい時に素早さ実数値162の3段階上昇まで抜ける


従来の雨アタッカー枠であるキングドラに拘りスカーフを持たせることで

  • 雨パが先発に呼びやすいラティオス(スカーフ・襷以外)への対抗策
  • すいすい+スカーフによって加速、蝶の舞、竜の舞、殻を破る+バトンタッチ、追い風に先制できる

これら2つの要素を得られるのではないかと考えてみました。


どちらも従来のニョログドラ雨パを運用する上での不安要素となっており、
今回はキングドラをメインのアタッカーではなくこれらのストッパー枠として採用することになります。
よって残り4枠に別の特殊アタッカーも確保でき、選出の幅が広がることも見込めますね。


ニョロトノは防御を高めに配分し、ゴツゴツメットを持たせた構成で使用。
主にキングドラを選出できない時のバシャーモカイリューへの対抗策として考えています。
水のジュエルや神秘の雫と違い、水ロトムラティオスに後出しされた時に
水技や冷凍ビームで与えられるダメージがだいぶ心許なくなってしまったため
取り巻きでこれらに十分厚くしたいところ。


ラティオスは眼鏡枠が余ったのでキングドラに代わる特殊アタッカーとして採用。
雷によるブルンゲルスイクン・ヤドラン等の水タイプへのダメージソースとなる他、
パーティ全体が誘いやすいナットレイや受けループ選出に対するトリックが刺さったり
後続のハッサムバシャーモカイリューがそれぞれ行動しやすくなるためのターンを得る等
様々な用途に応用できるためキングドラとはまた違った性能を発揮できます。
残りHPに気を遣えばバシャーモに縛られない点もキングドラと異なる点ですね。
雨パの苦手なカバルドンラティオスバシャーモに竜の波動が一貫するのも重要。


ハッサムは従来と同様にドラゴンタイプとの組み合わせを重視したポジション。
キングドララティオス共にスカーフガブリアスやスカーフユキノオーが重いため
これらを対処する上でハッサムが必要不可欠になる面も。


今回は特殊耐久を172ロトムの眼鏡雷(=ハイドロポンプ)耐えに抑えた勇敢の個体を想定。
191-118ガブリを剣舞とんぼ+バレット+ゴツメで倒せる点を評価していますが、
A150でもバレット+とんぼで176-179グライオンの身代わりを壊せる最低限の条件を満たせるので
ここは使う人の好みで変わる部分だと思います。


この時点で眠り粉+蝶の舞のドレディアを倒せないため、次にバシャーモが入ります。
どちらかと言うと見せ合い時点で牽制する意味合いが強いですね。
またキノガッサユキノオーフシギバナナットレイ等の草タイプ全般を見ることになります。


技構成はめざ氷入りの両刀型にすることでバシャーモ単体で戦える範囲を広めに確保し、
置き土産等の全抜きギミックを仕込んでいないため安全にターンを稼げるよう守るを採用。
オーバーヒートは特殊耐久の低いカバルドンへのダメージソースになる他、
バシャーモに対して出されやすい火炎玉ローブシンを火傷ダメ込みで倒せるようになります。
フレアドライブを抜く事でウルガモスを倒せなくなる弊害はありますが、
代わりにナットレイを対処する際のリスク(鉄のトゲによるダメージ蓄積など)を
未然に防ぐことができるため、この技構成はもっと増えてもいいのではないでしょうか。


ラス枠のカイリューは主にボルトロスロトムトゲキッスを対処するための枠。
催眠対策を切るのであれば拘り鉢巻を持たせるのもアリだと思います。
しかし、カイリューが入ることでパルシェンマンムーユキノオー等が非常に重くなり
全体の氷の一貫性を生む一つの要因になっているため、もっと考える必要がありますね。
あとヤドランが無理。

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キングドラの火力を大きく落としたことで全体の火力が落ちた部分が否めず
特にロトムを飛び膝蹴りや流星群、逆鱗で攻撃せざるを得ないことから
安全に対処できなくなってしまった点が非常に気になります。
同様にサンダーも非常に重くなってしまったため、取り巻きの選択が難しくなりました。
リスクの伴う流星群や逆鱗に依存しており、立ち回りに影響している部分も見られます。


また盲点になりがちですが、竜舞ギャラドスキングドラで対処できません。
全体を通してギャラドスへの有効打に乏しいのも気になりますね。




スカーフキングドラ自体はカバルドンラティオスドリュウズorバシャーモ
ニョロトノキングドラ+αの雨選出で倒す所から着想を得ました。
特にカバルドンラティオスバシャーモの選出に勝てる選出を確立する必要があり、
これらに勝てない構成の雨パ(というかキングドラ)を運用するのが難しいと最近感じています。


だいぶ歪んだ形ですが、キングドラの一つの形としてメモ書き程度に残しておきます。
配分についても、眼鏡グドラでいつか耐久調整が必要になった時に流用が可能なはず。


今後は、カバルドン入り雨パ等の研究されている様々な形を試してみたいです。
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