第4回ポケモン同盟オフ

シングル66 BW2 オフ パーティ

7月1日に開催されたポケモン同盟オフに参加してきました。


ルールは

  • 見せ合いありシングル66
  • 見せ合いなしシングル33（条件付き）
  • マルチバトル（全員が敵）

の三部構成。最近の対戦オフでは見られない珍しい内容かと思います。

見せ合いありシングル66

BW以降の仕様上、レベルフラットでの対戦が不可能なのでLv51以上のポケモンを使用できない対戦形式。
（※Lv50以下で野生で出てくるバンギラスやウルガモスの使用は可能）
ランダムバトルのシングル準拠ルールに加え、準伝説の使用と複数催眠が制限されたルールとなります。


このブログをご覧下さっている方々にはシングル6→3でのみ対戦しているように思われそうですが、
実はシングル66も第4世代の頃からひっそり嗜む程度に対戦経験は積んでいましたｗ
「ポケモン同盟（mixi）」のコミュニティが元々シングル66メインで、対戦会も開催されて参加してきました。


今回は対戦参加者が9名のため、8人のトーナメント＋0回戦といった形で開催。

使用パーティ


ポケモン 性格 技１ 技２ 技３ 技４ 持ち物 備考
キュウコン 臆病 火炎放射 瞑想 鬼火 眠る カゴの実 日照り
ドレディア 臆病 ギガドレイン めざめるパワー炎 眠り粉 蝶の舞 ラムの実 葉緑素
シャンデラ 控えめ オーバーヒート シャドーボール エナジーボール トリック 拘り眼鏡 もらい火
グライオン 腕白 地震 つばめ返し ステルスロック 羽休め 毒々玉 ポイズンヒール
ソーナンス 図太い ミラーコート カウンター アンコール 道連れ オボンの実
ガブリアス 陽気 逆鱗 地震 ダブルチョップ 寝言 拘りスカーフ 鮫肌


キュウコン＋ドレディアを軸とした晴れパーティ。最終的にドレディアで展開していくことを目標とします。
2011年1月に組んだ晴れパーティを基盤に、BW2の新要素を取り入れてアレンジを加えました。


組み方としては、まず晴れを起動するためのキュウコン。HSベースで場持ち重視のねむカゴ装備。
晴れ時にドリュウズ〜90族を抜ける程度の素早さにして火力に多少回しても良さそうです。
あと瞑想の枠はエナジーボール（対水タイプ）かめざめるパワー岩（対シャンデラ、ボーマンダ）もアリ。
鬼火は後出しされるバンギラスの機能を落としたり定数ダメージ源として撃てる場面が多いです。


ドレディアは2回舞った状態でドリュウズに先制できてかつ無振りドリュウズをめざ炎で倒せるように。
特攻を上げることでギガドレインの水タイプやバンギラスへのダメージ量も増えるため耐久の確保に繋がります。
眠り粉は身代わりと選択。今回は苦手なボーマンダやシャンデラにも勝ち筋を残せる眠り粉を使用しました。


シャンデラは主にナットレイやランクルス、ブルンゲル、エアームドの処理を任せます。
炎技や格闘技の一貫性を阻止することにも繋がり、気休め程度ですがゴウカザルやバシャーモに対して
炎技や格闘技を選択するリスクを与えることも可能ですね。
シャンデラの強みは初見で型を容易に判別できない所。１回の行動で型を判別されたとしても、
その１回の行動で相手に大ダメージを与えられるため特攻の高さを存分に活かせています。
配分はHC基調のものを使用。火力の目安としては、通常時の眼鏡オーバーヒートで
182ラティオスの眼鏡流星群を耐える耐久のポケモンを１発で鎮めることができます。


グライオンはステルスロックを使用できる枠として採用。
キノガッサにも強い存在であり、燕返しによって確実に処理することが可能ですね。
しかし、グライオン自身の決定力が低く更にステルスロック以外の採用理由が不明瞭なので
この枠にはもっと他に適役がいると思います。
どちらかと言うと、ステロ羽休めとポイズンヒールを両立できるようになったので使ってみたかった感ｗ
配分はシングル6→3の流用。素早さ135を確保して残り耐久のよくある配分そのままです。
相手の交替を促しやすいポケモンなので、ハサミギロチンかとんぼがえりがあると使いやすそう。


ソーナンスは主にランクルスやスターミー、ボーマンダ、ガブリアスを処理するために採用。
これも6→3用の流用なので、66で使うなら素早さを60前後まで上げたいかもしれません。
自己再生などの補助技をロックできれば安全にシャンデラを場に出すことができ、
そこからオーバーヒートや一貫しやすいシャドーボールで一気に削りにいくことも可能。


ガブリアスは全体的に苦手なシャンデラやコジョンド、バンギラス、ボーマンダを意識。
自身が攻撃役にもなれるようにスカーフを持たせています。配分はこれまた6→3の流用ｗ


全体的に遅めでかつ耐久が低いため、いかに相性のいい相手と対面させてダメージを蓄積させるかが重要。
「目には目を」と言わんばかりの強引な立ち回りが要求されることもありますが、
最終的にドレディアやシャンデラ、ガブリアスのどれかで場を制圧できるように意識して立ち回ります。


主な立ち回り方をいくつか挙げると、

だいたいこんな感じ。こう書くとドレディアじゃなくてシャンデラが中心に見えますねｗ
要は高火力のシャンデラやガブリアス＋ソーナンスの組み合わせで相手を削っていき、
ダメージを蓄積させた状態で晴れ下のドレディアで畳み掛けていくといったもの。


このパーティを使用した当時は
キュウコン＠カゴの実/めざ炎ドレディア＠ラムの実/シャンデラ＠拘りスカーフ
ウインディ＠拘り鉢巻/トリトドン＠オボンの実/エアームド＠食べ残し
以上のメンバーで使用していました。
mixiのポケモン同盟コミュで開かれたシングル66の大会では総合３位という成績を残しており、
準決勝ではしんめーの雨ランクルスに瞑想から６タテされる悲劇もありましたが当時未開拓だった晴れパの強さを感じました。

対戦ログ（パーティのメンバーは場に出た順番でそれぞれ記載）

■ 1回戦　vs dolaさん　○
相手：ナットレイ　ニョロトノ　キノガッサ　ランクルス　キングドラ　シャンデラ
自分：ドレディア　グライオン　キュウコン　ガブリアス　シャンデラ　ソーナンス


バトルビデオ：58-25015-46070


雨パvs晴れパのカード。相性だけで見ると晴れパ側が不利に見えますね。
そしてトラウマのランクルスが早速登場＼(^o^)／


シャンデラさえ処理できればドレディアで展開することができ、
またナットレイを処理することでガブリアスの逆鱗が一貫する状況も作り出せます。
それに加えて全体的にゴースト技の通りも良いため、眼鏡シャンデラをナットレイ・ランクルスと対面させて
シャドーボールで負担を与えながら立ち回り、最終的に上記のいずれかで展開する方針で考えました。
グライオンとキュウコンがランクルスに隙を見せるため、対ランクルスを担うソーナンスとシャンデラを大事に。

文字に起こすと長くなるので、対戦内容についてはバトルビデオをご覧下さいｗ

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■ 2回戦　vs しんめーさん　×
相手：ニドクイン　エアームド　バンギラス　ブルンゲル　（ボーマンダ　キノガッサ）
自分：グライオン　キュウコン　ガブリアス　シャンデラ　ドレディア　（ソーナンス）


ボーマンダ、バンギラス、ブルンゲルが勢ぞろいしており非常に相性が悪いｗ
しかし、ドレディアを上手く絡めることで展開することはそこまで難くないだろうと踏み
ＨＰを大事に温存しつつ立ち回る方針で考えました。
ドレディアで削った後にスカーフガブリアスで展開できると理想的でしょうか。


先発同士は非常に不利な対面（相手は物理耐久が高く、氷技を持っているリスクあり）。
案の定冷凍ビームと大地の力を持っており、キュウコンで鬼火を撒きつつ削りにいくも
キュウコンとニドクインを１：１交換する結果に。


泣く泣くガブリアスを死に出しし、相手はバンギラス。
控えにはムドーがいるため安易に逆鱗は撃てず、シャンデラに交替すると相手はブルンゲルに交替。
控えのバンギにも一貫するエナジーボールと撃ち、居座ったブルンに削られて
次のエナボをムドーに受けられて砂ダメで退場。ドレディアを出して起点にしていく。


ムドーを眠らせて蝶の舞を積み、舞うターンに出てきたバンギラスにギガドレを耐えられる。
返しの噛み砕くが急所に当たりそのままドレディア＼(^o^)／オワタ


結局エアームドを倒せるポケモンが落ちてしまったので大人しく降参。実に情けないｗ


しんめーは決勝戦まで駒を進め、じゃすおの雨パを晴れウツボットで蹂躙して見事優勝。
ゴウカザルのステロをネイティオで跳ね返してウツボット無双でしたｗ

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見せ合いなしシングル33（条件付き）

見せ合いなしシングル33ってクソルールじゃんって思う人が多いと思います。
クソルールでもいいけど遊びとしては面白いからやるのが同盟オフです。


ちなみに今回はこれに更に運要素を盛り込んでいます。
それが「条件付き」シングル33。


条件って何か？というと、事前に決めた「条件」が書いてあるカードを全員がくじ引きして
それぞれが引いたカードに書いてある条件のもとパーティ構成及び試合の立ち回りをしなければならない、という特別ルールです。

条件カードの一例を挙げると

  • 交代禁止
  • 補助技禁止
  • 地面タイプ縛り
  • アイテム「拘り系」縛り
  • 同種族のみ使用可（ＦＣ禁止）
  • 第１世代縛り
  • 第２世代縛り

みたいな感じですｗ

自分が引いたカードを対戦相手に知らせる必要はないですが、
場にどんな種類のカードがあるかは全員が把握しているため、対戦中に相手のカードが何だったかを予想することは可能です。


先ほどと同様に参加者９名でトーナメント形式。勝った場合はその相手からカードを奪うことが出来て、
自分が最初に引いたカード以外にも相手から奪ったカードの条件を使うという選択肢が得られます。


（ここまでユウキのめざめるパワー（飛）から引用）

対戦ログ

■ 1回戦　vs dolaさん　×
相手：スイクン＠先制の爪　バンギラス＠気合の鉢巻　ガブリアス＠光の粉　（持ち物縛り：爪/気合の鉢巻/光の粉）
自分：サンダー＠ゴツゴツメット　パルシェン＠気合の襷　カイリュー＠ノーマルジュエル　（第１世代縛り）


シングル66に続き1回戦の相手は再びdolaさんｗ
こちらは第1世代縛りの制限を引き当てたため、タイマン性能の高い3体を選択。


有利な対面だったので１０万ボルトで殴ると控えからバンギラスが出てくる。
そして、岩が一貫しすぎててバンギラスがめっちゃくちゃ重い選出だと後になって気付くｗ
スカーフじゃないことを祈り電磁波でお互いにマヒさせながら殴り合い、
２連麻痺を引き当ててバンギラスを突破。そして死に出しされるガブリアスｗオワタｗ


バンギラスが落ちる時に相手が「発動しろ！！」と言っていたため
ガブリアスが光の粉＋身代わりを搭載した構成であると踏んでパルシェンに交替。
しかしドラクロ＋逆鱗で突破されてピンチ。再びサンダーを出し、逆鱗を耐えてゴツメ＋めざ氷でガブリを倒す。
スイクンの波乗りでサンダーを倒されてカイリューで強引に削る方針で。


逆鱗で削りつつ絶対零度を見事避ける。２発目の逆鱗で落ちるか怪しい…と唸っていると


ｺﾞｯｺﾞｯ　ﾋﾟﾛﾘｰﾝ♪　（先制の爪　覚醒）


オワタｗと思いきや残りＨＰ１で耐える奇跡。このまま逆鱗で突破！
…できるはずもなく、最後はお互い仲良く砂ダメで同時に落ちたとさ。（砂ダメが先に入ったのでカイリュー側の負けｗ）

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マルチバトル（全員が敵）

2人1組のペア同士で対戦するマルチバトルで遊んだことのある方は多いかと思います。
しかし、今回は相手のペアはもちろんペアを組むパートナーも対戦相手という言わば殺し合いのルールｗ
しんめー達と遊ぶ時にこの「殺し合い」ルールのマルチで遊ぶことが多く、同盟オフでそれをやってみようというノリｗ


特別ルールとして、回復手段（再生技、ドレインパンチ等の吸収技、食べ残し、ポイズンヒール等の特性）を全て使用禁止。
全員が保身に走り回復ばっかりしていると対戦が進まずに遅延してしまうため、それを防ぐ意味があります。
またペア同士が最後の２人になった場合は対戦自体が終了するため、残り匹数の多さで勝者を決めます。
同率ならじゃんけんで決定。

対戦ログ

■ ユウキ・くろばペア vs しろたん・こばるとペア
ユ：水ロトム　ナットレイ　トゲキッス
く：ムウマ　ヌケニン　ガブリアス
し：チラチーノ　シュバルゴ　ムシャーナ
こ：ボルトロス　バンギラス　ガブリアス


ボルトロスとチラチーノで圧力をかけつつ立ち回るも、ナットレイをムウマに上手く掻き回される。
ナットレイを１０万急所やバンギラスのゴツゴツメットで強引に突破し、味方のムシャーナがトリックルーム発動。


早くもラス１のガブリアスをトリル状態で引きずり出され、目の前にはロトムとムウマがいる絶望的状況。
そこから２連守る→３発目不発→めざ氷回避＋鬼火回避→襷を残してトリル切れの神展開ｗ完全にずるｗ


殴り合った末にスカーフキッスvs手負いのガブリアス＋ＨＰ１チラチーノの対面に。
キッスがチラチーノを処理し、逆鱗＋砂ダメでキッスがちょうど落ちたので見事予選通過。砂ガブ強すぎワロリアスｗ

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■ 決勝戦　ジャス・しんめーペア vs どな・こばるとペア
ジ：ポリゴン２　ユキノオー　トリトドン
し：ギャラドス　ガブリアス　メタグロス
ど：シャワーズ　ワルビアル　ボルトロス
こ：ヒードラン　ライコウ　ブルンゲル


バトルビデオ：72 38989 19658


ヒードランがあまりに無力すぎたので苦し紛れのライコウ交替。
そこからずっと不利な状況が続き、下手に動くとすぐに倒されてしまうため守ると交替で保身を繰り返し、
相手の放電・地震と味方の放電・地震でジワジワ削られていく状態。


しかし、序盤からじゃすおのポリゴン２やユキノオーが全体に対して強烈な圧力を持っていたためか
中盤以降に３方向から集中砲火を受け続けてまさかの１落ち。


最後に舞ったギャラドスvsボルトロス・ライコウの対面になり、ギャラドスが霰ダメージ１回で落ちるＨＰ。
どなさんと自分、果たしてどちらが優勝するのか。そのジャッジはしんめーの手に委ねられた！


→ギャラドスの　たきのぼり！　ライコウは　たおれた！
直前にライコウが２連守るを決めたことでしんめーの勝ち筋が消えて、その恨みを見事に晴らされたｗオワタｗ




もし４人以上で集まる機会があったら是非この殺し合いルールで遊んでみて下さい！ｗ
普段のマルチバトルとは全く違った面白さがあるのでオススメですｗ

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以上で同盟オフ終了。いつも遊んでる時のノリをあんまり変わらなかったｗ
空き時間にはシングル63のフレ戦やフェスミッションの欠片集めに勤しんでたり、
こういう緩いノリで楽しめるオフも楽しくてクセになりますねｗ


ちなみに、
8月5日に夜空杯というシングル66の対戦オフがくろばさん主催で開催されます！
（会場は東京都の東大島文化センター。現在参加者募集中！）
この記事を読んで下さった方の中にはシングル66に馴染みのない方もいらっしゃるかと思います。
もし、今回取り上げたシングル66のパーティや対戦ログの内容が何か参考になれば幸いです。
Twitterアカウント（@Yozora_Hai）も併せてチェック！


また7月16日には第23回シングル厨オフも開催されますのでそちらも併せてお楽しみに！
参加者の募集開始は7月7日午前0時を予定しております。


最後に宣伝が入りましたがこれにてポケモン同盟オフのレポを〆させて頂きます。
参加者の皆様ならびに主催のねこねこはお疲れ様でした！
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