とりおふ!/第2回わふおふ!/第7回北大阪オフ使用パーティ 〜脱出雨パ+身代わりボルトロス〜




ルール:レーティング準拠の見せ合いありシングルバトル6→3

ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 穏やか 熱湯 瓦割り アンコール 滅びの唄 脱出ボタン 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 波乗り 流星群 寝言 拘り眼鏡 すいすい
ランドロス 陽気 とんぼがえり ストーンエッジ 逆鱗 地震 拘りスカーフ 霊獣フォルム
ソーナンス 穏やか ミラーコート カウンター アンコール 神秘の守り オボンの実
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 馬鹿力 身代わり 達人の帯 化身フォルム
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ 身代わり 剣の舞 ラムの実

概要

第6回キツネの社mfで使用したパーティの改良版となります。
この時に使用した形で何点か不便に感じた部分もあり、従来のランドロス+ニョログドラの形をそのままに
今回は補完として採用されたボルトロス・格闘枠の2体に手を加えました。
また、些細な部分ですがニョロトノの構成も変更しています。


別記事でも書きましたが、参考までに参加した各オフでの結果を載せておきます。

  • とりおふ!
    • オリにゃんファンクラブチームのシングル2を担当
    • サザンドラブロック チーム3勝4敗 個人4勝3敗(予選落ち)
  • 第2回わふおふ!
    • 櫻子ブロック 5勝3敗で2位通過、決勝トーナメント辞退
  • 第7回北大阪オフ
    • 草ブロック 5勝1敗で1位通過、決勝トーナメント1回戦敗退(ベスト16)


脱出ボタンニョロトノ入り雨パの概要・パーティ内容についてはこちらにあるため今回は省略。
以下の個別解説では変更点にのみ触れていきます。

個別解説(変更点のみ)


ニョロトノ(穏やか)熱湯/瓦割り/アンコール/滅びの唄@脱出ボタン
実数値:197(252)-**-117(172)-111(4)-143(76)-91(4)
・200ラティオスの[1.5倍]流星群を確定1発耐え
・205ウルガモスの[+1][ジュエル]さざめきを確定1発耐え
・186カイリューの[1.5倍]逆鱗を確定1発耐え
・204バンギラスの[鉢巻]ストーンエッジ+1/16ダメ×2を最高乱数以外1発耐え


前回はカイリューを意識した物理耐久重視でしたが、今回はラティオスを意識した特殊耐久重視に変更。
万が一控えめ眼鏡ラティオスに当たっても、とんぼがえりからの脱出展開を遂行できる数値にしました。


これにより物理耐久が犠牲になりましたが、被弾する物理技はカイリューバンギラスローブシンの技が多く
これらはランドロスの威嚇を介することでカバーできる範疇だと判断し、逆にカバーできない方向の耐久を底上げする所に至りました。
特殊耐久を上げたことでスイクンの熱湯やユキノオーギガドレインクレセリアサイコキネシス等の被ダメもオマケ程度に抑えられます。


技についても、微々たる部分ですが毒々を瓦割りに変更しました。
前回は壁パの対壁パの一環でソーナンスに一任している部分がありましたが、
ラティハッサム+バンギローブシン(キノガッサ)といった初見で壁かどうか分からない相手に対して
基本選出をした時に保険があると安全だと考えて使用頻度の低い技を変えました。
壁に対してはアンコールだけでは対策にならないので重要な保険ですね。

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ソーナンス(穏やか)ミラーコート/カウンター/アンコール/神秘の守り@オボンの実
実数値:269(28)-**-107(228)-**-121(252)-53
・160キングドラの[雨][眼鏡]ハイドロポンプ+ステロを最高乱数以外1発耐え
・182ラティオスの[眼鏡]流星群+1/16ダメージを確定2連発耐え


前回と違う点は道連れが神秘の守りに変わったこと。
霊獣ボルトロスが化身ボルトロスに変わった都合で電磁波への耐性が落ちたため気休め程度の保険として。
また当初は悪巧み型での運用を考えており、ラッキーの電磁波や毒々を防ぎつつ起点にすることも考えていました。
他にも毒びしに対する保険として使用できたり、熱湯の火傷防止、催眠対策の一環なども兼ねています。


神秘の守りが役立つ場面もそれなりにありましたが、道連れの方が活きる場面は多いです。

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■ 化身ボルトロス(臆病)10万ボルト/めざめるパワー氷/馬鹿力/身代わり@達人の帯
実数値:157(20)-121-91(8)-174(228)-100-179(252)
・身代わりが150ハッサムのとんぼがえりを最高乱数以外1発耐え
・177-108ハッサムを10万ボルトで高乱数2発
・205-142-135スイクンを10万ボルト+191ランドロスのとんぼがえりで高乱数2発
・207-131バンギラスを馬鹿力で0.88以上の乱数で1発
・161-84レパルダスを馬鹿力で最低乱数以外1発
・135-81キノガッサをめざめるパワー氷で確定1発
・175-130ラティオスをめざめるパワー氷で高乱数2発


この記事で取りあげた化身ボルトロスと同じ構成・努力値配分で使用。
バンギラススイクン+αの組み合わせが選出されやすく、眼鏡キングドラを絡めた雨選出ではスイクンが辛くなるため
スイクンを立ち回りの起点に動けるボルトロスが穴埋めとして合っていると思い採用しました。
他にもバンギラスグライオンバンギラスブルンゲルバンギラスエアームドといった
バンギラス絡みの組み合わせに対して有利に立ち回りやすいのがポイント。


このボルトロスの基本的な動かし方・採用理由については上記URLの記事にあるため省略します。


ソーナンスの項目でも触れたように当初は悪巧み持ちの構成で考えていましたが、
後述のテラキオンを採用するにあたり相手のスイクンキノガッサが更に重くなってしまったため
ボルトロスの型変更を余儀なくされ、この身代わり帯ボルトロスに至りました。


ガブリアスラティオスより速い化身フォルムによって、これらの処理をグドラとランドに依存せずに済むため
相手の取り巻きにスイクンバンギラスがいた場合の選出の難易度を下げることにも寄与しています。
なお型変更に伴いラッキー+αを意識する駒ではなくなったため、
対ラッキー+αについてはソーナンスと後述のテラキオンに任せる形となりました。

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テラキオン(陽気)インファイト/ストーンエッジ/剣の舞/身代わり@ラムの実
実数値:169(20)-176(212)-113(20)-**-111(4)-176(252)
・177ボルトロスの気合玉(草結び)を0.98以下の乱数で1発耐え
・176バンギラスの噛み砕くを身代わりが最高乱数以外1発耐え
・121ヤドランの波乗り+1/16ダメージ×3を最高乱数以外1発耐え
・185-117カイリューを191ランドロスのとんぼがえり→エッジでエッジの最低乱数以外2発


以前はキノガッサがいた枠。ナットレイブルンゲルに対してキノガッサを出したいにも関わらず、
これらのバックにはウルガモスカイリュー等が控えている事例が多く逆に自身が枷になることが懸念されました。
また、キュウコンクレセリア+ラッキー+カイリューのような組み合わせに対しても
対ラッキーとしてキノガッサを嫌々選出させられ、取り巻きでガッチガチにキノガッサを意識されることもあり
これらの弱点を踏まえて考え直した結果、テラキオンの採用に行き着きました。


なお、この案はトルンに相談を持ちかけた時に教えてもらいました。
雨パにテラキオンを採用するのは1年ぶりで、ある程度の使用感も把握しており個人的に信頼できる駒だなと。
ストーンエッジの命中率はご愛敬)


技構成は主にラッキー入りやレパルダス関連を意識したもの。
身代わりはバンギラスとの対面で残しやすく感じ、バンギ入りへ有利に展開する手段として採用しています。
またソーナンスで捕まえた相手が毒々等の補助技で抵抗してくる場面にも強く、
ラム身代わりから剣の舞で攻めていく状況に持ち込むことが可能になりました。
憎き化身ボルトロスに対しても、電磁波をラムの実でスカしながらストーンエッジで粉々にしたり
気合玉や草結びを耐えながら反撃することも一応狙える。


有利な相手に対しては果敢に攻めていき、エスパーやローブシンで受けられたらソーナンスでキャッチ。
この組み合わせが非常に強く、またキノガッサとは違い剣の舞からゴリ押すことが可能となりました。


努力値配分はASをベースに、気合の襷を持たない都合で身代わり方面や
HP満タンから耐えたいボルトロスの攻撃技に合わせて多少耐久面に振り分けました。


キノガッサの苦手だったウルガモスカイリュー、サンダー、ボーマンダテラキオンが強く、
逆にテラキオンの苦手なローブシンハッサムスイクンラティオス等は周りの5体で見られるため
相性補完の観点においてもパーティに採用しやすいと感じます。

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以上となります。前回の社mfと同様に実機での対戦にあまり時間を割けませんでしたが
扱いやすいパーティの基本軸を残してテコ入れしたため大きな影響はなかったように感じます。


未だにスイクンが非常に重く、また相手のソーナンスの対処にも苦労するため
3つのオフを通して得られた課題を今後は消化していきたいところ。
なお12/22開催のキツネの社mfには参加できないため、2012年度のシングル6→3はこれで一段落。
最後は決勝T1回戦落ちという不甲斐ない結果でしたが。2日連続予選通過で締め括れて良かったです。


対戦ログはまた来週。
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