第5回微粒オフ使用パーティ 〜ラッキー入り脱出雨パ2〜
ルール:レーティング準拠の見せ合いありシングルバトル6→3
ポケモン | 性格 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
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ニョロトノ | 穏やか | 熱湯 | 瓦割り | アンコール | 滅びの唄 | 脱出ボタン | 雨降らし |
キングドラ | 控えめ | 竜の波動 | 波乗り | 流星群 | 寝言 | 拘り眼鏡 | すいすい |
ランドロス | 陽気 | とんぼがえり | 地震 | 逆鱗 | 岩雪崩 | 拘りスカーフ | 霊獣フォルム |
ラッキー | 図太い | 地球投げ | 電磁波 | ステルスロック | タマゴ産み | 進化の輝石 | 自然回復 |
クレセリア | 臆病 | サイコショック | めざめるパワー格 | 瞑想 | 身代わり | 食べ残し | |
キノガッサ | 意地っ張り | マッハパンチ | タネマシンガン | 剣の舞 | キノコの胞子 | 気合の襷 | テクニシャン |
概要
ラッキー入り脱出雨パのハッサム枠をキノガッサに変更したもの。
その他基本的な立ち回り方は上記リンクのパーティとほぼ同じものとなっています。
ハッサム入りで使っていて気になったのが、ブルンゲルやバシャーモ、ドリュウズといった
バレットパンチを半減されてしまう面々に対しての有効打点に欠けること。
後者2体はクレセリアや雨状態のキングドラ、ランドロスでタイマン勝負を挑めるように見えますが、
控えにバンギラスやソーナンスがいた場合はこちらの選出が崩壊してしまいかねない。
また殻を破る使用後のパルシェンをキングドラで対処しなければならない構築となっており
ソーナンスや化身ボルトロス、カイリュー等で隙を突かれてしまう懸念も生じます。
実際には立ち回り次第でカバーできる範疇ではあるものの、こちらの攻撃手段が
といった具合に二極化しており選出にも影響していました。
具体的には、
の2パターンです。
そこで改善案を考えたところ、気合の襷持ちのキノガッサが候補に挙がりました。
キノガッサは素でブルンゲルに強く、ハッサム使用時に不安要素だったバシャーモやドリュウズ
そしてパルシェンに対してのストッパー性能を持ち合わせています。
バンギラスやソーナンスにも見た目で有利を取ることができていますね。
それでいて、ハッサムの採用理由であった
- 対ナットレイ性能
- ステロ等で消耗した相手を先制技で処理する
- 終盤の積み技を駆使した展開
これらの要素も持ち合わせています。
この案を思い付いたのが名古屋へ旅立つ前日で、実戦を踏んだ調整を行うことができませんでしたが
あんぐらオフ・シングル厨オフでの立ち回りから大きく外れることはないと思い本番へ臨みました。
以下、個別解説。
個別解説
■ ニョロトノ(穏やか)熱湯/瓦割り/アンコール/滅びの唄@脱出ボタン
実数値:195(236)-**-107(92)-111(4)-143(76)-103(100)
・200ラティオスの[1.5倍]流星群を1発耐え(〜0.99)
・205ウルガモスの[+1][ジュエル]虫のさざめきを1発耐え
・161パルシェンの[+1][珠]ロックブラストを高乱数6発耐え
・172バシャーモの[珠]飛び膝蹴り+177ボルトロスのめざ氷を高乱数2発耐え
・素早さ:無補正最速ラッキー+1
変更点はなし。
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■ キングドラ(控えめ)竜の波動/波乗り/流星群/寝言@拘り眼鏡
実数値:151(4)-**-115-161(252)-115-137(252)
・182マンムーの地震+氷の礫を2発耐え
・187-131ラティオスを竜の波動で1発
・157-161ロトムを竜の波動で高乱数2発
変更点はなし。
ハッサムの頃と同様に、ナットレイを釣ってキノガッサへ繋ぐ立ち回りも想定しています。
また、キノガッサならラッキーやその後続に対しても圧力をかけることが可能。
その他、キノガッサに変えたことでバシャーモをゴリ押しできるようになったため
バシャーモ入りに対して無理に雨選出をする必要性が薄れました。
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■ 霊獣ランドロス(陽気)とんぼがえり/地震/逆鱗/岩雪崩@拘りスカーフ
実数値:166(12)-191(204)-117(52)-**-101(4)-155(236)
・182ガブリアスの[−1]逆鱗を高乱数2発耐え
・182ラティオスの流星群を1発耐え(〜0.98)
・175-101-131ラティオスをとんぼがえり+岩雪崩+ステロで2発
・175-101-131ラティオスをとんぼがえり+地球投げ+ステロで2発
・175-101-131ラティオスをとんぼがえり+161キングドラの[雨][眼鏡]波乗りで2発
・175-101-131ラティオスをとんぼがえり+200キノガッサのマッパ+ステロ×2で2発
・155-90ボルトロスを岩雪崩+ステロ(ボルトの身代わり分)で1発
・155-90ボルトロスを岩雪崩+200ガッサのマッパで2発
・135-101キノガッサをとんぼ+げきりんで2発
・157-140-161水ロトムをとんぼがえり+161キングドラの[眼鏡]流星群で2発(0.85×2以外)
・185-116ガブリアスを地震で2発
・素早さ:無補正最速ガブリアス+1
変更点はストーンエッジが岩雪崩になったこと。
ランドロスを使っていて最も撃つ機会がない技であり、他の技を探していたところ岩雪崩が目に留まりました。
第一に意識したのが対ボルトロス性能。
ランドとの対面で身代わりを残し、とんぼから出てきたニョロトノをジュエル10万ボルトで倒す型が知れ渡ってきたため
こういった構成に対する対抗策の一つとして岩雪崩が有効だと考えました。
上記の仮想敵一覧にもあるように、耐久に割いていないボルトロスの耐久で想定した場合
岩雪崩でボルトロスのHPを3/4削ることができるため、身代わりやステルスロックのダメージと併せて倒すことが可能。
よって仮に初手で身代わりを残されても、こちらには突っ張って雪崩を撃ち続ける新たな選択肢が生まれました。
(ストーンエッジは命中率が非常に信用ならないため連発するには適していない技。)
最終的にボルトロスとの2択ゲーが生じてしまうことは言うまでもありませんが、
今回は初手とんぼがえり以外に立ち回る選択肢を作ることができた点に意味があります。
その他にも先発ウルガモスとの対面で安心して撃つことができたり
手負いのラティオスに対して逆鱗で固定されるリスクを生むことなく撃つことができたりと
パーティの潤滑油として、生じ得る隙を作る立ち回りを排除できたのではないでしょうか。
実際に微粒オフでは身代わり持ちの化身ボルトロスを場から退かせられました。
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■ ラッキー(図太い)地球投げ/電磁波/ステルスロック/タマゴ産み@進化の輝石
実数値:325-**-62(252)-**-150(196)-78(60)
・204ウルガモスの[+1]大文字を3発耐え(1.00×3以外)
・204ウルガモスの[+4]虫のさざめきを2発耐え(1.00×2以外)
・182ガブリアスの逆鱗を2発耐え
・素早さ:麻痺したS155ウルガモスの素早さ[+2]状態+1
こちらも変更点はなし。
当初は小さくなる持ちの運用を考えていましたが、ラッキーを選出できない時のランドロスが腐り気味だったため
準備期間の都合上、大きな変更は加えない方が安全だと判断し当初の構成で使いました。
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■ クレセリア(臆病)サイコショック/めざめるパワー格/身代わり/瞑想@食べ残し
実数値:209(112)-**-141(4)-114(152)-150-148(240)
・117スイクンの波乗りを身代わりが1発耐え
・155-101キノガッサを[+1]サイコショックで1発(0.86〜)
・185-87ウルガモスを[+1]サイコショック+ステロで1発(0.88〜)
・192-127ヒードランの身代わりをめざ格で1発
・207-150[砂]バンギラスを[+2]めざ格で高乱数2発
・最速81族+2
こちらも変更なし。
ハッサムをキノガッサに変えたことでマンムー+格闘に薄くなったため、クレセリアの選出機会もそれに併せて増加。
バンギラス+フシギバナorキノガッサの並びを単体で崩せるようにサイコショック+めざ格の組み合わせにしていますが、
オフ中ではハッサムを突破できずに苦汁をなめてしまったので悩みどころ。
今回たまたまブロック内にバンギラスが少なかったことも少なからず影響していましたが、
使用者の数だけ見たらハッサム+スイクンのような組み合わせの方が大多数を占めていると思われるため
めざパのタイプは炎にした方がクレセを選出した際の懸念が薄れるのかもしれません。
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■ キノガッサ(意地っ張り)タネマシンガン/マッハパンチ/剣の舞/キノコの胞子@気合の襷
実数値:135-200(252)-101(4)-**-80-122(252)
・155-90バシャーモを[+2]マッハパンチで高乱数1発
主な採用理由は概要にて書いてあるため省略。
襷を残しながらマッハパンチで処理した後に、後攻キノコの胞子から剣の舞で展開できるのが分かりやすく強い。
剣舞自体は、バシャーモとの対面で強引に積んで突破できたらいいな程度にしか考えていませんでしたが
微粒オフでは剣舞の活きた対戦が2つあったので採用自体は間違っていませんでした。
また、パルシェンに対しては気合の襷で氷の礫を耐えた後にマッハパンチで処理する流れを想定。
パルシェンは連続攻撃技をメインとしており、事前にステルスロックを使う必要性が薄いため
気合の襷+先制技という脆弱な手段でもストッパーとして機能させられると割り切って使いました。
キノコの胞子自体は電磁波と相性が悪い技ですが、逆にキノガッサは電磁波との相性が良い。
またキノコの胞子からクレセリアへ繋ぐ流れも組めるため、それなりに柔軟な動きが見込めると思われます。
パーティとして襷キノガッサを採用したのは今回が初めてでしたが、
脳内でイメージしていた以上の活躍をしてくれたと思います。また使っていきたい構成ですね。
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解説は以上となります。大きな変更を加えていないせいかだいぶ簡素になってしまいました…w
そろそろ霊獣ランドロスを使うことに限界が見え始めているため、また新たに組み直す必要がありそうです。
今週末にはシングル66オフの夜空杯があるため、次回の更新はシングル66のパーティ解説記事を予定しています。
最後に、微粒オフに参加された皆様並びに主催の微粒さんお疲れ様でした!
第1回から参加している微粒オフには今後も参加し続けていきたいです。
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