ニョロトノ+キングドラ軸雨パーティ 〜没ネタ集〜

オマケとして、ここ数日間で考えていたニョログドラ雨パの没ネタ集を公開してみます。
下の続きからどうぞ。

ニョログドラ+悪巧みボルトロス


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 波乗り 冷凍ビーム ハイドロポンプ 滅びの唄 拘りスカーフ 雨降らし
キングドラ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 悪巧み 命の珠
メタグロス バレットパンチ ステルスロック 光の壁 大爆発 光の粘土
ソーナンス カウンター ミラーコート アンコール 道連れ オボンの実
ウルガモス 火炎放射 虫のさざめき めざめるパワー地 蝶の舞 ラムの実


ニョログドラで展開する際の障害となるナットレイラティオストルネロスカイリュー、受けループに対して
悪巧みボルトロスによって一矢報いれるのではないかと思い、悪巧みボルトロスを軸に組んでみました。


ボルトロスを使用する際にカイリューが目に付くので、強く意識してステルスロックソーナンスを採用しています。
ソーナンスは置き土産から展開する全抜き構築に強く、またスカーフドラゴンの攻撃を受けて1:1交換できて
更にアンコールからボルトロスウルガモスが行動する為の起点を作れる可能性を秘めています。


光の壁はウルガモスが特殊相手に舞えるようになったり、雨ミラーの際にグドラで勝てるようになるオマケ付き。
積み技から展開する全抜き仕様のパーティは扱いが非常に苦手なのもあり、上手く回すことが出来ずにボツ。
あと、相手のバンギラスバシャーモが重すぎ。

ニョログドラ+壁置き土産エルレイド


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 波乗り 冷凍ビーム ハイドロポンプ 滅びの唄 拘りスカーフ 雨降らし
キングドラ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 悪巧み 命の珠
ハッサム バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
エルレイド インファイト 置き土産 リフレクター 光の壁 光の粘土 不屈の心
カイリュー 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル


エルレイド(陽気)インファイト/リフレクター/光の壁/置き土産@光の粘土
実数値:173(236)-146(4)-87(12)-**-145(76)-135(180)
・182ラティオスの眼鏡流星群を最高乱数以外1発耐え
・182ラティオスの眼鏡竜の波動を光の壁込み確定2発耐え
・182ラティオスの眼鏡サイコショックを確定耐え
・181テラキオンインファイト+1/16ダメを最高乱数×2以外2発耐え
・最速70族+1


リフレクター/光の壁+置き土産という技構成のラティオスが使用されたことで一躍有名となった型。
上記の、ニョログドラ雨パに悪巧みボルトロスを加えた形を考えた際に思い付いたのがこのエルレイドです。


壁+置き土産からのいわゆる「起点作り」をラティオスに依存した場合、相手のバンギラスが障害になりやすいです。
仮にこちらが置き土産で退場したとしても、相手のバンギラスが電磁波や吠えるを持っている可能性を考慮すると
積み技から展開していく流れを崩されるだけでなく、リフレクターや光の壁のターンも稼がれてしまいます。


また、これは一概に言い切れる訳ではありませんが
積み技によって展開するポケモンが物理に偏りやすい(珠ハッサムカイリューバシャーモギャラドスドリュウズ等)で
思わぬ所で相手のローブシンから返り討ちに遭ってしまうケースが多々見受けられました。
要するにバンギラスローブシンの組み合わせに対して辛く感じられたということです。


そこを踏まえて、エルレイドで以上の起点作りを行うメリットが見えてきます。
バンギラスローブシンの2体に対して相性面で有利(技構成的には微妙)なので
これら2体(特にローブシン)を選出することに多少なりのリスクを負わせられるのではないでしょうか。
当然エルレイドに依存するのは危険なので、対ローブシンを別途用意する必要がありますが。


またラティオスと同様に覚えられる技のバリエーションが豊富なので、初見の時点で技構成が読みづらい点も重要です。
エスパータイプならではの特色であると思います。


ラティオスで起点作りをを行う際に、ラティオスラティアス)同士でミラーの対面になってしまった場合
流星群を同速ゲーによって打ち合わなければならない場面も恐らく発生してしまうでしょう。
しかし、エルレイドの場合はそういった対面になりにくい(絶対数によるので断言はできませんが)ため多少の安定性はあるのかなと。
こちらエルレイドvs相手ラティオスになった際に、仮に相手がこちらと同様の置き土産を搭載した構成であっても
相手が先に置き土産をしてしまうため、こちらは死に出しで出てきた相手に置き土産を当てられるようになります。
眼鏡ラティオスサイコショックや流星群を耐えられる配分にもなっているためトリックをされない限りは
ある一定の仕事を最低限こなしてくれるはず。


パーティに関して、ニョログドラやボルトロスカイリューはどうしても相手のバンギラスに対して不安要素が残ってしまうため
相性補完をしつつボルトロスのサポートができるエルレイドに可能性を感じました。


実際は、相手のカイリューが非常に重くなってしまったので
カイリューに何もできないエルレイドの採用は見送りました。雨パでカイリューに何もできないのは致命傷です。

ニョログドラ+草のジュエルロトム


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 波乗り 冷凍ビーム ハイドロポンプ 滅びの唄 拘りスカーフ 雨降らし
キングドラ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
ロトム ボルトチェンジ リーフストーム めざめるパワー炎 トリック 草のジュエル カットフォルム


ロトム草(控えめ)ボルトチェンジ/リーフストーム/めざめるパワー炎/トリック@草のジュエル
実数値:135(76)-**-128(4)-171(248)-129(12)-127(168)
・地球投げ+ステロ×2を2発耐え
・182ラティオスの眼鏡竜の波動+砂ダメを最高乱数以外1発耐え
・191-107ガブリアスをジュエルリフストで最低乱数以外1発
・155-130ラティオスをジュエルリフスト+160グドラの雨波乗りで高乱数2発
・180-96グライオンの身代わりを−4リーフストームで確定
・152-93キノガッサの身代わりをボルトチェンジで0.88以上の乱数で1発
・最速バンギラス+α


ニョロトノの相方を探していた時に目に付いたのがカットロトム
雨パを運用する上で重くなる水ロトムに強く、また水タイプやバンギラスに対して強いポケモンですね。


またリーフストームガブリアスに対して等倍で撃てるため無理にめざめるパワーで意識する必要がなく、
めざめるパワー炎を搭載できるためユキノオーナットレイハッサムに対しての打点を確保できます。


更に特筆すべきはこの技構成で受けループを見られるようになるという点。

  1. 草のジュエル+リーフストームで207-152バンギラスを乱数1発
    • 特殊受けとして採用されるバンギラスの受けの体制をを崩せる
  2. ヤドラン、エアームドに対してボルトチェンジで常に優勢を保てる
  3. 177-96グライオンの身代わりを特攻が下がったリーフストーム後攻から壊せる
  4. ラッキーにトリックを当てて道具を奪い、後続のキングドラを受けられなくできる

以上の点において、受けループに採用されやすい多くのポケモンに強いため
受けループを崩す手段の一環として見て良いのではないでしょうか。
特にトリックで受けループを崩そうとすると、都合よくラッキーに当てられるとは限らず
バンギラスグライオン等によってトリックを受けられてしまう可能性が非常に高いです。
(ex. ラティオスのトリックにバンギラスを後出しされ、そのまま追い討ちで倒される)


特にトリックを覚えるポケモンの大半がバンギラスやラッキーを呼んでしまいますが、
ロトムに関しては自身がバンギラスに強いため出されるポケモンはほぼ限られてくるはず。


ジュエルリーフストームのメリットは他にも、
後出しされたラティオスのHPを約5割以上削れる点が挙げられます。
この工程を挟むことで、後続のニョロトノキングドララティオスを安全に処理できるようになります。
交換を多用出来ないパーティなので、ダメージの蓄積で倒せる手段を確保することは大事だと感じました。


ロトムに関してはニョロトノとの相性がよかったと思われましたが、
カイリューウルガモスバシャーモといった積み技連中に大きく隙を見せてしまうのが致命傷でボツに。
ロトムに依存しない構築にしたらいいかもしれませんが、これらに穴を作りかねないのは難しいですね。

ニョログドラ+スカーフパルシェンボルトロス


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 オボンの実 雨降らし
キングドラ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
パルシェン つららばり ロックブラスト ハイドロポンプ 毒びし 拘りスカーフ スキルリンク
ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 身代わり 守る 食べ残し
メタグロス アームハンマー バレットパンチ ステルスロック 大爆発 ノーマルジュエル
バシャーモ 火炎放射 飛び膝蹴り ストーンエッジ 守る 格闘ジュエル


パルシェン(無邪気)つららばり/ロックブラスト/ハイドロポンプ/毒びし@拘りスカーフ
実数値:135(76)-130(116)-201(4)-113(60)-58-134(252)
・182ガブリアス地震+逆鱗を最高乱数×2以外2発耐え
・200ガブリアス地震を最高乱数×2以外2発耐え
・200ハッサムの+2珠バレットをステロ込み0.98以下の乱数で1発耐え
・152-101キノガッサの身代わりをつららばりで確定
・177-132ハッサムを雨ハイドロポンプで最低乱数×2以外2発
・146-100ハッサムを雨ハイドロポンプで珠ダメ×2込み0.87以上の乱数で1発
・172-91エアームドを雨ハイドロポンプで羽休め込み最低乱数×2以外2発


ボルトロス(臆病)10万ボルト/めざめるパワー氷/身代わり/守る@食べ残し
実数値:161(52)-**-98(64)-162(132)-101(4)-179(252)
・182ラティオスの眼鏡竜の波動を最高乱数以外1発耐え
・168ハッサムのとんぼがえりを身代わりが最高乱数以外1発耐え
・151キノガッサの種爆弾を身代わりが0.96以下の乱数で1発耐え
・183-106ガブリアスをめざ氷で毒ダメ込み確定1発
・155-131ラティオスをめざ氷でステロ込み確定2発
・HP16n+1


ニョログドラの苦手とするボルトロストルネロスラティオスラティアス、サンダー、
ガブリアスカイリューキノガッサユキノオーに対してスカーフパルシェンが刺さると思い採用。
また、毒びしを仕込むことで受けループを崩す一つの手段を確保できます。
実際にタイマン想定以外の立ち回りを考えてみるとやや無理がありますが。


ボルトロスは毒びしで展開する時にいたら嬉しいな程度に。
水タイプへや飛行タイプに強い点においては雨パとも相性がよいポケモンなのかなと思います。
パルシェンを採用することで相手のパルシェンが非常に重くなってしまう点においても
ニョログドラがある程度パルシェンに強めに出来ているため、上手い具合に補完できていますね。


上記のドラゴンの処理をパルシェンに一任してしまった感があり、
ドラゴン+水ロトムの組み合わせで選出された際に非常に立ち回りづらくなる事が予想されたため
バシャーモの枠にはキノガッサを入れてもいいのかもしれませんが、
そうすると今度はパーティ全体が遅くなってしまい、結局ウルガモスやラティが重いのを解決できないので
ある程度納得のいく及第点まで内容を煮詰められずにボツになりました。


また、ロトムに限らずとも

  1. 先制つららばりラティオスを倒す(この時点でこちらのスカーフが判明する)
  2. 死に出しでバシャーモが出てくる
  3. パルシェン交替 バシャーモ剣の舞

以上の流れによってバシャーモに大きく隙を見せてしまうことが懸念されました。
拘りスカーフのメリットとデメリットがハッキリ表れていますね。
実際は毒びしによる展開を積極的に行えるとは限らないので、毒びしを仕込むのであれば
気合の襷に変更して、更に毒びしにある程度特化した構築にしないといけないのかなと。


スカーフパルシェンそのものは雨パのポケモンと攻撃面の相性が良かったため、
パーティ構築のパーツの1つとしては強いポケモンだと感じました。

                                                                                                                            • -

没ネタ集は以上になります。
変に中身を尖らせたり歪ませようとしたが故に、自分の立ち回り趣向と合わなくなって
パーティがまとまらなくなってしまった案が多く見られますねw


パーティとしての強さは別として、
何かパーティを組む際のアイディアとして何か参考になる物があれば幸いです。
.