【BWシングル】ニョログドラ雨パまとめ

BW2が発売され、BWの環境も終焉の時が来たようなので最後に2年間で自分が組んだパーティを振り返って〆ようと思います。
そのうち、BWシングルで最もお世話になったニョログドラ雨パにスポットを当てて振り返っていこうかなと。
年末に書いた記事と若干被ってるけど、今回は公開されていないものまで触れていきます。
本当は他のパーティ(ナットレイブルンゲルや眼鏡サンダー+バンギラス)等にも触れたかったのですが、時間の都合で断念。


ニョログドラ雨パは2011年の4月から今までずっと使い続けており特別な思い入れがあります。
終盤はパっとしない結果が続き失速してしまいましたが。
ニョログドラ雨パを通してシングルバトルについて様々なことを学ぶことが出来たので
この経験をBW2でも活かせるように頑張りたいところ。あと、決勝戦まで駒を進められるようになりたいです。


さて、前置きは置いといて早速パーティ紹介(簡易)に移ります。

2011年4月 はじめてのニョログドラ


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 毒々 滅びの唄 眠る カゴの実 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 流星群 波乗り 寝言 拘り眼鏡 すいすい
カイリュー 慎重 逆鱗 地震 竜の舞 羽休め 食べ残し マルチスケイル
クレセリア 図太い 冷凍ビーム 電磁波 三日月の舞 トリック 拘りスカーフ
メタグロス 意地っ張り コメットパンチ アームハンマー 思念の頭突き トリック 拘り鉢巻
ガブリアス 陽気 逆鱗 地震 炎の牙 剣の舞 気合の襷


初めて組んだ形のニョログドラ。
「竜舞カイリュー+三日月の舞クレセリア」の組み合わせを使いたいところから始まり、
苦手なパルシェンバンギラスをカバーする手段として、穴埋めの観点でニョログドラが入りました。


スカーフクレセリアのトリックや電磁波で場を荒らしてメタグロス等で殴り、
竜舞カイリューで展開しつつ消耗してきた所でクレセリアを出して三日月の舞…が理想でしたが
実際にそのコンボが都合よく決まることはありませんでしたw

2011年4月 ニョログドラで「選出を誘導する」その1


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 毒々 滅びの唄 眠る カゴの実 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 流星群 波乗り 寝言 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 めざめるパワー炎 身代わり 瞑想 命の珠
ハッサム 意地っ張り 虫喰い とんぼがえり バレットパンチ 瓦割り 拘り鉢巻 テクニシャン
ソーナンス 穏やか カウンター ミラーコート アンコール 道連れ オボンの実
ガブリアス 陽気 逆鱗 地震 炎の牙 剣の舞 気合の襷


めざ炎ラティオス入りニョログドラ雨パの元となった形。
雨パに対して選出される水ロトム+鋼タイプの組み合わせやナットレイラティオス単体で倒せると思い、
ついでに電磁波+羽休めサンダーも同時に見られるように瞑想と身代わりを仕込んで使っていました。


今でこそ使用者の多い鉢巻ハッサムがこの頃から入っていたり、ミラー意識でキングドラが臆病個体だったりと
現在の様々なメタ要素が偶然にも揃ってますねwその代わり汎用性が落ちてしまった感がありますが。
採用理由がハッキリしているラティオスはとても使いやすかったです。


ソーナンスガブリアスは苦手なラティオスをタイマンで潰すためだけに入ってた気がします。
バンギラスウルガモスがとんでもなく辛い。
ちなみに滅びの唄+ソーナンスのコンボは都合よく決まる物ではありません。

2011年5月 ニョログドラの初お披露目(第2回関西対戦オフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 毒々 滅びの唄 守る 脱出ボタン 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 流星群 ハイドロポンプ 寝言 拘り眼鏡 すいすい
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 とんぼがえり 挑発 達人の帯
ハッサム 慎重 バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
ビリジオン せっかち インファイト ギガドレイン ストーンエッジ めざめるパワー氷 命の珠
ガブリアス 意地っ張り 地震 逆鱗 ストーンエッジ ドラゴンクロー 拘りスカーフ


ニョログドラの初お披露目はボルトロス入り。相手のラティオスが重すぎて採用した気がする。
まだまだニョログドラとしての立ち回りを確立できていない頃でイマイチ奮わない成績に終わりました。
やまちゃー君のブルンゲルに詰まされたのもいい思い出。
ニョロトノは、当時(4月)ライトが開発した脱出ボタンを試験的に採用。


ラキグライが心の底から嫌いだったので珠めざ氷ビリジオン様を入れたけど、やっぱりビリジオン様でした。
珠の他にも鉢巻や剣舞ジュエル等の色々な持ち物を持たせて試してた程度にはビリジオン狂だったと思う。


だいあんさんやちびすけさん、わろすさん、よゆうさん、はるひさん等の方々と知り合うきっかけにもなりました。


【成績】
第2回関西対戦オフ:予選3勝5敗(予選落ち)

2011年5月 鉢巻カイリュー登場(第15回シングル厨のつどいオフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 毒々 滅びの唄 眠る カゴの実 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 流星群 ハイドロポンプ 冷凍ビーム 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 サイコショック めざめるパワー炎 瞑想 命の珠
ハッサム 慎重 とんぼがえり バレットパンチ 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ 電光石火 剣の舞 気合の襷
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 地震 炎のパンチ 拘り鉢巻 マルチスケイル


ボルトロスバシャーモウルガモス等への回答として考案した鉢巻神速カイリュー
その初陣となるオフでした。選出回数も10戦中9回選出していたという程の使いやすさ。
更に、ボルトロス入りでの失敗を踏まえて再びラティハッサム入りの形に戻しています。
「選出を誘導する」考え方に沿ってパーティを組むのが自分の趣向に合ってました。


この頃はまだガブバンギグロスが被りポイントの上位を占めていた頃ですね。
逆にハッサムの使用者は自分含めて2人。カイリューに至っては自分1人だけでしたw
ドリュウズの多さも印象的で、被りポイント上位5体に食い込む勢いだった記憶があります。
恐らくバンギドリュウズの全盛期だったことでしょう。
そのためか、バンギラスに何もできない構成のラティオスは選出が非常に少なかったです。


勝敗数はそれなりに良かったものの、7勝3敗が4人(なつめ、ビーン、マリン、こばると)並び、
他3人全員に唯一勝利したなつめが単独通過し、残った3人は仲良く2位タイになって面白かったw


【成績】
第15回シングル厨のつどいオフ:予選7勝3敗(予選落ち)

2011年6月 一つの到達点(第16回シングル厨のつどいオフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム 滅びの唄 守る 食べ残し 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 波乗り 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 めざめるパワー炎 草結び 身代わり 命の珠
ハッサム 慎重 バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ でんこうせっか 剣の舞 気合の襷
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 地震 炎のパンチ 拘り鉢巻 マルチスケイル


第15回シングル厨オフの反省を踏まえてラティオスの型を変更したところ、
バンギラス入りに対しても選出できるようになり見事にヒット。
ラティハッサムテラキカイリューの4体の選出回数が13戦中10回前後に及びました。
逆にニョログドラの選出回数は2〜3回というこの有様w


シングルのオフで初めて予選通過を果たすことが出来た回でもあり、
それに貢献してくれたこのパーティには特別な強い思い入れがあります。
それまで、予選2〜3位でギリギリ予選落ちする事が第4世代からずっと続いており
いつも決勝トーナメントを目前に敗退していたため喜びもひとしお。


決勝トーナメントでは1回戦でだいあんさんと雨パミラーを繰り広げて見事勝利し、
準決勝でライトのバンギムドーラティにあと1歩及ばず負け。
3位決定戦ではビーンさんのバンギムドー相手にキングドラが大健闘して勝利。
ラティハッサムテラキカイリューや眼鏡キングドラの個々の強さを実感できました。
ニョロトノは残念ながら若干空気…w


【成績】
第16回シングル厨のつどいオフ:予選9勝2敗(予選1位通過)/総合3位

2011年8月 ニョロトノ単体の性能への追究(第1回rouオフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 控えめ 波乗り 冷凍ビーム 毒々 滅びの唄 水のジュエル 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 冷凍ビーム 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 めざめるパワー炎 草結び 身代わり 命の珠
ハッサム 生意気 バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ でんこうせっか 剣の舞 気合の襷
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 地震 炎のパンチ 拘り鉢巻 マルチスケイル


九州へ旅行し、そこで開催されたがにゅーオフ(ダブル)とrouオフ(シングル)にそれぞれ参加。


今まで空気だったニョロトノに目を向けようと思い、
バンギラスハッサムにタイマンで勝てる余地を高めるべく火力重視の構成に変更しています。
その他、ハッサムを最遅に変更(カバルドンブルンゲルに後攻とんぼを当てるため)したり
カイリューの配分をAS252振り(カイリューミラーを意識)にしたりと、環境に合わせて手を加えました。


予選を1位で通過し、最終的にベスト4まで勝ち上がれたものの
選出の未熟さ、立ち回りの粗雑さが浮き彫りになってしまい反省点が多く残りました。


【成績】
第1回rouオフ:予選5勝2敗(予選1位通過)/総合4位

2011年12月 キノガッサへの挑戦(第19回シングル厨のつどいオフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 控えめ 波乗り 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 神秘の雫 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 波乗り 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 波乗り 凍える風 置き土産 ドラゴンジュエル
ハッサム のんき バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
キノガッサ 陽気 ローキック 岩雪崩 キノコの胞子 身代わり 毒々玉 ポイズンヒール
カイリュー 陽気 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル


からしばらく間を空けて新たに組んだのはキノガッサ入り。
テラキオンを使用していてネックとなった対ブルンゲルや対カバルドンを押さえられて
かつ自身が3タテできる体制を簡単に作り出せる部分に魅力を感じました。


キノガッサで相手を詰ませるパターンに持って行くためには

  • 攻撃を耐えてキノコの胞子を撃ち、相手を眠らせた状態にする
  • 攻撃を受ける前に先制でキノコの胞子を撃ち、相手を眠らせた状態にする

以上2つの条件が必要になるかと思います。
攻撃が急所に当たる可能性も考慮すると、キノガッサで展開するなら後者の状況が理想的ですよね。


そこで、キノガッサのサポート役として考案したのが凍える風と置き土産を持ったラティオス
凍える風で相手の素早さを下げることでキノガッサが先制できる相手を増やし、
更に置き土産によって相手の火力を下げることでキノガッサの身代わりの耐久を間接的に確保したり
ラム持ちの相手に返り討ちに遭う可能性を排除できるようになりました。


これは夏以降に使用していた、ユクシーバシャーモラティオスサクラビスで考えさせられた
所謂「起点作り」の要素を取り入れた形となっております。ラティオスは本当に何でもこなしますねw


オフではこのコンボが発動する場面がなかった(ラティガッサをほぼ全く選出しなかった)のですが、
3位決定戦でしっかりキノガッサが猛威を奮ってくれたので満足です。
毒びしパルシェンはテロ。


このパーティは選出の重要度が高いので、時間をかけて選出を考えられるオフ向きだと思います。


【成績】
第19回シングル厨のつどいオフ:予選6勝2敗(予選1位通過)/総合3位

2012年2月 ニョログドラを積極的に選出する形(第20回シングル厨のつどいオフ)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 控えめ 波乗り 冷凍ビーム ハイドロポンプ 滅びの唄 拘りスカーフ 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 とんぼがえり 命の珠
メタグロス 意地っ張り アームハンマー バレットパンチ ステルスロック 大爆発 ノーマルジュエル
キノガッサ 陽気 ローキック 岩雪崩 キノコの胞子 身代わり 毒々玉 ポイズンヒール
カイリュー 陽気 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル


ステロ爆発型のメタグロスを使いたくて組んだパーティ。
ステルスロックやスカーフニョロトノで相手を削り、眼鏡キングドラで残りを蹂躙していくコンセプト。
しかし、ニョログドラグロス以外の3体がこれでいいのかは怪しい所。
ニョロトノボルトロスメタグロスが使い捨て気味の立ち回りをするポケモンであるせいか、
自分のプレイスタイルにも全く合わず使いこなすことができませんでした。


ラティオスロトム等の水半減のポケモンをスカーフニョロトノの水技でダメージを蓄積させて
眼鏡キングドラに繋いで波乗りを打ちやすくする状況を整える立ち回りを習得するきっかけになり
この後組んだ眼鏡サンダー入りバンギドリュウズでもその立ち回りを取り入れることになる。


この頃はカバドリュウズが再び注目され始め、それに伴いバシャーモが急速に数を増やしました。
他にもオムスターモンメン、はたまたトリックルーム入り等多くの形が見出され始めたことで
雨状態でも先制で攻撃される懸念が増えてニョログドラ雨パにとって逆風な環境だったと思います。
そして、今回のオフの結果を受けて再びニョログドラから離れることにしました。


【成績】
第20回シングル厨のつどいオフ:予選4勝5敗

2012年5月〜6月 原点回帰(第4回南大阪オフ/第22回シングル厨のつどいオフ/第4回キツネの社mf)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 身代わり 命の珠 すいすい
ラティオス 臆病 流星群 竜の波動 トリック 拘り眼鏡
ハッサム 意地っ張り とんぼがえり バレットパンチ 辻斬り
追い討ち
馬鹿力 拘り鉢巻 テクニシャン
ゴウカザル 無邪気 オーバーヒート インファイト とんぼがえり めざめるパワー氷
ステルスロック
気合の襷 猛火
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ノーマルジュエル マルチスケイル


雨パの苦手なバシャーモボルトロスを鉢巻ハッサムやジュエルカイリュー
先制技で削るという対処法が確立され、それを簡単な対策の一環として組み始めたパーティ。
鉢巻カイリュー剣舞ハッサムの先制技で削る立ち回りに近く、すんなり取り込むことができました。


ニョログドラに関しては、ニョロトノは対カイリューを意識したゴツゴツメット+物理耐久重視にし、
キングドラニョロトノのサポートや死に出しから出す雨前提の型に。
最初に組んだ時から眼鏡を使い続けていましたが、珠キングドラの強さにも気付くいい機会でした。


個々の型や存在にしっかりした意味があり、更に組み合わせ方やダメージの蓄積手段も
たくさんのダメージ計算を重ねて確立できたのでとてもお気に入りの形です。
ニョログドラ選出、眼鏡ラティオス、鉢巻ハッサム、竜舞カイリューといった攻め筋を多数確保しており
結果こそ奮いませんでしたが非常に自分好みのパーティを組むことができたと思います。


対面で有利な相手を1体ずつ倒す構築手法が見出され、積み技重視の環境から移り変わっていきました。
特に襷ボルトロスと鉢巻ハッサムが急増し、高い素早さと優先度で攻撃する強さが研究された印象があります。


【成績】
第4回南大阪オフ:予選6勝3敗(2位タイ、直接対決により5/10位)
第22回シングル厨のつどいオフ:予選5勝4敗(4/10位)
第4回キツネの社mf:予選5勝3敗(16/69位通過)/ベスト16

2012年6月 ニョログドラで「選出を誘導する」その2(第1回わふおふ!)


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 身代わり 命の珠 すいすい
ロトム 図太い ボルトチェンジ ハイドロポンプ めざめるパワー炎 拘り眼鏡 ウォッシュ
ハッサム 意地っ張り とんぼがえり バレットパンチ でんこうせっか 馬鹿力 拘り鉢巻 テクニシャン
ラティオス 臆病 竜の波動 サイコショック めざめるパワー炎 瞑想 ラムの実
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 地震 竜の舞 ノーマルジュエル マルチスケイル


ゴウカザルでは依然としてボルトロス耐性が低いままだったので、
この枠で他に適役がいないかを考えた結果水ロトムに行き着きました。
更に雨パと同居させることでナットレイの選出を強烈に誘発していることから
「選出を誘導する」考え方ができるようになり、めざめるパワー炎を簡単に仕込めるようになりました。


ロトムが入ったことで受けループに対する策が無くなったのでラティオスの型を変更。
こういった趣向のラティオスを使用するのは初めてでしたが、
瞑想持ちの観点で見ると、一時期使用していたのもあり非常に使いやすかったです。
技の撃ち分けができる器用さやラムの実による対ボルトガッサロトム等への性能は重要ですね。


しかし、肝心のオフでは低速同士の選出がメインとなることでラティオスが重くなったり
猿ではなくロトムを採用したことでサンダーが異常に重くなったり等、
新たに生じた穴を的確に引き当てて負けた対戦が多く、見事に空回ってしまいました。
ボルトロスを採用しないニョログドラで初めて負け越してしまい非常に悔いの残る締め括りに。


【成績】
第1回わふおふ!:予選3勝4敗(5/8位)

2012年6月 ニョログドラ雨パ 総まとめ版


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 波乗り 拘り眼鏡 すいすい
ラティオス 臆病 竜の波動 サイコショック めざめるパワー炎 瞑想 ラムの実
ハッサム 意地っ張り とんぼがえり バレットパンチ 追い討ち 馬鹿力 拘り鉢巻 テクニシャン
マンムー 意地っ張り 地震 つららばり ステルスロック 地割れ 気合の襷 雪隠れ
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 地震 竜の舞 ノーマルジュエル マルチスケイル


ロトム入りを使用した時の反省点を踏まえて再びゴウカザル入りを使い、
ゴウカザル使用時の問題点について考えた結果、ゴウカザルの枠にマンムーを採用する運びになりました。
配分等の構成は以下となります。


マンムー(意地っ張り)つららばり/地震/地割れ/ステルスロック@気合の襷
実数値:207(172)-176(76)-101(4)-**-88(60)-125(196)
・182ラティオスの眼鏡竜の波動+ステロを0.98以下の乱数で1発耐え
・187ドリュウズの珠地震+ステロ×2を0.97以下の乱数で1発耐え
・155-101ラティオスつららばりで高乱数3発
・最速バンギラス+1


まずマンムーは気合の襷に非常に依存するポケモンだと考えているため、
万が一ステルスロック等で無効化された場合を想定して耐久から考えていきました。
またメガネラティオスにタイマンで勝てるポケモンは極力多めに確保したいと思い、
特殊耐久と火力面で対ラティオスを意識した配分としました。


技構成はラティオスカイリューボルトロスへの打点となるつららばり
バンギラスメタグロス、その他水タイプを攻撃するための地震がまず確定。
ステルスロックボルトロス等の襷を無効化したりキングドラカイリューの火力補助として。
残りの枠には本来なら氷の礫にする人が多いと思いますが、今回は地割れを試しに採用してみました。


相手はマンムーを誰で対処するのかを考えた際に、以下のように分けられると思います。

  1. 物理耐久の高いポケモンスイクン/ブルンゲル/ヤドラン/ナットレイ/ポリゴン2
  2. 浮遊でかつ氷半減のポケモンロトム(ヒート/ウォッシュ)、ドータクン
  3. マンムーに効果抜群となる先制技持ち:ハッサム/ローブシン
  4. その他:シュカエンペルト/ジュエルにどげりテラキオン/マンムーより速くてかつ氷抜群でないポケモン

特に1は水に耐性のあるポケモンが多く雨パに対しても選出されやすいです。
そこで、1のポケモンマンムーの前に交替させることで地割れの試行回数を稼ごうという狙いです。


更に対カバドリュウズを考えた場合に、カバルドンに対して地割れの試行回数を稼げるメリットも。
カバルドンを倒すことに成功した場合、控えにラティオスドリュウズがいれば非常に有利な展開となります。
耐久に振ったことでステルスロックによる心配もカバー出来ているため選出できる幅が広がりました。


最後にマンムーの採用理由について。
特に意識したいのがボルトロスバンギラスの組み合わせで、これらに強いポケモンとして採用しています。


今までボルトロスを対処する一環で耐久振りめざ炎ラティオスや神速カイリューを中心に考えてきましたが、
これだけでは不十分で、ボルトロスと組み合わせられるあるポケモンが非常に重くなってしまいます。
それがバンギラスであり、ラティオスカイリューのどちらもバンギラスの後出しを苦手とします。
逆に、相手のバンギラスゴウカザルハッサムで対処するように考えていましたが
これら2体は対ボルトロスが非常に不安定であると言えるでしょう。


よってボルトロスバンギラスの組み合わせに対する選出・立ち回りが難しくなります。
それを解消する手段として採用されたのがマンムー、といった形になります。
ゴウカザルがいないことで今度はユキノオーや水ロトムが非常に重くなりましたが、
使用率等を考慮してボルトロスバンギラスへの意識を強めました。


6/22(金)にニコ生で行われたチーム戦で使う予定でしたが、諸事情により参加を断念。
その後、そのチーム戦に同じく参加できなかった数名同士でプチ対戦会を行い4勝1敗で優勝を収めました。

【番外編】という名の没ネタ集

最後にお披露目にすら至れなかった没ネタを放出。解説は省略します。

竜舞キングドラ入り


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 控えめ 波乗り 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 神秘の雫 雨降らし
キングドラ 意地っ張り 滝登り 逆鱗 竜の舞 身代わり ラムの実 すいすい
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 草結び 電磁波 命の珠
メタグロス 意地っ張り アームハンマー バレットパンチ 大爆発 ステルスロック ノーマルジュエル
バシャーモ 陽気 フレアドライブ 飛び膝蹴り ストーンエッジ 守る 格闘ジュエル 加速
カイリュー 陽気 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ドラゴンジュエル マルチスケイル

壁土産エルレイド


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 控えめ 波乗り 冷凍ビーム ハイドロポンプ 滅びの唄 拘りスカーフ 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘り眼鏡 すいすい
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 悪巧み 命の珠
ハッサム 勇敢 バレットパンチ とんぼがえり 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
エルレイド 陽気 インファイト 置き土産 リフレクター 光の壁 光の粘土 不屈の心
カイリュー 陽気 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル

スカーフキングドラ


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 控えめ 竜の波動 波乗り 流星群 ハイドロポンプ 拘りスカーフ すいすい
ラティオス 臆病 流星群 竜の波動 トリック 拘り眼鏡
ハッサム 勇敢 とんぼがえり バレットパンチ 剣の舞 羽休め オッカの実 テクニシャン
バシャーモ 無邪気 オーバーヒート 飛び膝蹴り めざめるパワー氷 守る 命の珠 加速
カイリュー 陽気 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ラムの実 マルチスケイル

雨乞いボルトロス入り対面重視


ポケモン 性格 技1 技2 技3 技4 持ち物 備考
ニョロトノ 図太い 熱湯 冷凍ビーム アンコール 滅びの唄 ゴツゴツメット 雨降らし
キングドラ 臆病 竜の波動 ハイドロポンプ 流星群 身代わり 命の珠 すいすい
ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 雨乞い 気合の襷
ハッサム 意地っ張り とんぼがえり バレットパンチ 追い討ち 馬鹿力 拘り鉢巻 テクニシャン
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ にどげり 剣の舞 格闘ジュエル
カイリュー 意地っ張り 逆鱗 神速 炎のパンチ 竜の舞 ノーマルジュエル マルチスケイル

                                                                                                                                                          • -


紹介はこれにて以上となります。書き出してみると意外と長くなってしまうものですねw


基本的に自分の得意とする立ち回りに従順なパーティ・立ち回りの組み方をしてきました。
特にニョログドラ+ラティハッサムの形が非常に多いのが目立ちますね。
相互に後出しをしやすく、かつそこから攻めて行く展開に持って行きやすいことから
自分のプレイングに合っていたのだと思います。


ニョログドラ2体のみならず、補完で入る4体の構成もパーティによって様々な形をしており
考えようによってはもっとたくさんのコンセプトに挑戦できたのかなと思います。
実際、竜舞キングドラ入りのパーティを全く形にできないまま過ごしてしまいましたし、
ラティオスハッサム以外のポケモンを使っても勝てる構築が1つもなかったため
視野をもっと広げて考えられるようになる必要があると思いますね。雨パに限らず。


BWシングルが終わってしまうのは非常に名残惜しく、まだまだ研究の余地が残っていると思います。
ですが、BW2の新要素が導入されたことで今後どう環境が動いていくのかが非常に楽しみで堪りません。


最後になりましたが、BW2でも私コバルト並びに本ブログ「散リユク僕ラ」を宜しくお願い致します。
.